NY心霊捜査官 | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


NY心霊捜査官


2014年/アメリカ/118分
監督:スコット・デリクソン
出演:エリック・バナ、エドガー・ラミレス、ショーン・ハリス、オリヴィア・マン、ジョエル・マクヘイル、他
おすすめ度(5点中) → 3.0


――― あらすじ ―――――――
ニューヨーク市警のラルフ・サーキ刑事は、動物園で女が我が子をライオンの檻に投げ捨てる事件や、男が妻に暴力を振るうDV事件に遭遇する。どちらの事件も、加害者は何かに取り憑かれたかのような異常な振る舞いをしていた。捜査を進めるサーキは、誰にも聞こえない音が聞こえ、自分だけに見えてしまう何かがあることに気づく。そんなサーキの前に神父のジョー・メンドーサが現われ、別々と思われた一連の事件の背後に悪霊が関わっていると指摘する。そして、サーキに備わっている特別な能力“霊感”を使って悪霊に立ち向かえと助言する。最初は半信半疑のサーキも、次第に悪霊の存在を実感し、ついに霊感を使った心霊捜査を開始するが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

スコット・デリクソン監督作。この人の「エミリー・ローズ」は面白かったけど、「フッテージ」で微妙ホラー路線になってしまった(わざとらしいホラー路線になった)ので、今作は期待もせずフラットな状態で観てきました。


うーん。普通っす。乱暴な説明をすると、霊感のある刑事と除霊神父さんによる除霊映画。

それなりにビビったったからヨシとしますが、途中マンツーでのアクションシーンを挟んだりしてくるのがすごく余計だったし、エフェクトに頼った怖い映像には多少ゲンナリ。

ドアーズの曲がモチーフで使われ、しっかりとドアーズの曲が劇中で使われているんですが、“悪魔がドアを開く”って意味を持たせあって、、、それってダジャレじゃん!と(笑)。


▲霊感刑事のラルフ・サーキが主人公。


ある日、動物園で女が自分の赤子をライオンの檻に投げ捨てる事件が発生。かけつけて女を逮捕すると、明らかに常軌を逸している様子。


また、別の場所ではDV事件が発生。男が妻に暴力をふるっていたが、捕まえてみるとコイツも狂っている模様。


さらに、ある家からは“家でおかしな現象が起こる”と通報が入り、調べてみると男の遺体が発見される。


主人公のサーキには霊感があり、これらの事件にたいして彼は普通ではない何かを感じ取っていた。


▲そんな彼の前にジョー・メンドーサ神父が現れる。神父は赤子を投げ捨てた女性の知り合いだったのだ。神父はサーキに対し“君の霊感を捜査に活用すべし”と助言をしてくる。なんでも一連の事件には悪霊が関わっているというのだ。


▲そんなサーキは、事件に追われて家庭にまで気がまわっていない。


▲やがて捜査を進めると、何かのメッセージの跡を発見するサーキ。

個人的にノレないのは、人智を超えた悪霊というものと、人間界のものであるこのメッセージがリンクしちゃっているところ。


▲サンティノが撮りつかれているのは明らかなんだけど、体に文字を刻んでいるのとかもコケ脅しにしか見えないのが辛い。


しかも、サンティノは戦争でイラクに行っている時に悪霊を持って帰ってきているという設定も微妙。


▲除霊シーンは、面白かったです。


▲せっかく除霊という要素があるのだから、その方向で厳かに盛り上げればよいものを。


製作ジェリー・ブラッカイマーの大味テイストが、悪い風に影響しているのかなーなんて思ったり。