300 スリーハンドレッド ~帝国の進撃~ | 記憶のための映画メモ

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300 スリーハンドレッド ~帝国の進撃~


2014年/アメリカ/103分
監督:ノーム・ムーロ
出演:サリヴァン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、ハンス・マシソン、ロドリゴ・サントロ、他
おすすめ度(5点中) → 3.2


――― あらすじ ―――――――
ペルシア帝国100万の大軍に、わずか300人の戦士を率いて立ち向かい美しく散ったスパルタ王レオニダス。しかしその何者にも怯まない強靱な意志は、彼一人ではなく、ギリシャの男たちに広く受け継がれていた。そして今、大艦隊でエーゲ海を席巻するペルシア海軍の前に、アテナイの勇者テミストクレス将軍がギリシャ連合軍を率いて立ちはだかる。彼らは圧倒的な戦力差を、その勇猛な闘志と知略で跳ね返していく。しかし迎え撃つペルシア軍には、大艦隊を統率する残忍な女戦士アルテミシアがいた。もともとギリシャ人でありながら、両親を惨殺された過去ゆえに、ギリシャに対する激しい憎悪で復讐の炎を燃やしていた。やがてアルテミシアは、優秀な敵将テミストクレスを取り込もうと色仕掛けで迫るのだったが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

「300 スリーハンドレッド」の続編というよりはサイドストーリーでした。300人のスパルタ兵がペルシア帝国軍相手に散っていった話と一部平行して本作が綴られます。その内容はアテナイ(現在のアテナ)の戦士がペルシア帝国と戦う海上戦がメイン。


▲前作「300 スリーハンドレッド」で散っていった面々。大体の時代は一緒だけど、今作は別のお話。


時系列的には、「300 スリーハンドレッド」の10年ぐらい前(だったと思う。間違ってたらゴメン)からスタート。マラトンの戦い で今作の主人公であるテミストクレスはペルシア帝国のダレイオスを討ち取る。父親であるダレイオスを失ったクセルクセスは自身を神の王と改め、ペルシア帝国を束ねることになる。



▲テミストクレスは、マラトンの戦いでダレイオスを討ち取る。

演じるのはサリヴァン・ステイプルトン。前作のジェラルド・バトラーに比べると筋肉が足りない感じ(笑)。


▲前作でも印象的な敵だったクセルクセス。神の王になった時点で見た目が一新されてこの姿になったという(笑)。


▲ちなみにクセルクセスが演説を行うこのカットが、3D映画の画面としては一番盛り上がりましたよ。他はあんまりかな。映像が暗くて暗くて…。

でも今作の悪役のメインはクセルクセスじゃなくてね。実質的な戦闘の実権を握るアルテミシアという女将軍がボス格なんですよ。これがまた、強くて、残酷で、そしてキレイ!演じたエヴァ・グリーンが素敵すぎ。どちらかというとS女に惹かれる僕としてはタマランわけですねw。


▲アルテミシア。


そして、アルテミシアが率いるペルシア帝国軍は圧倒的な大きさと数を誇る大艦隊でもって、アテナイ軍に襲い掛かってくる。この海上での戦いがメインの舞台となるわけですね。


▲大きさや数では不利なものの、アテナイ軍は工夫をこらしてペルシア帝国を迎え撃つ。


▲その素晴らしい戦いぶりに、敵将であるアルテミシアはテミストクレスを仲間に取り入れようとする。

アルテミシアとテミストクレスが面会するこのシーンでは、ふたりともオスメスとして発情(笑)。エヴァ・グリーンの裸もとてもキレイでしたし、この映画の唯一の濡れ場として画的に大変楽しませてもらいました。ちょっとウケたのは、ふたりが乱暴に交わっているもんだから激しい喘ぎ声が外に漏れててね、見張りの二人が顔を見合わせてたりしているんです。「あいつらヤッてるじゃん∑(゚Д゚)」って。


話としては、そのあとも戦いが続くんだけど、別の場所でスパルタ兵300が勇敢に死んでいったことを知ったアテナイの戦士たちは精神的にパワーアップ!俺らも頑張るぞ的なノリで、ペルシア軍との最終バトルへ突入→攻防繰り広げるなかスパルタから援軍が来て勝利のムードが漂って、終わりでしたね。


▲戦闘シーンでは、血しぶきがすべてCGでしたね。


さて、「300 スリーハンドレッド」と名前がつくから、「筋肉祭」を期待するのがトーゼンな流れなんですが、僕は気がついたらエヴァ・グリーンに夢中になっていましたとさ。実は彼女だけはシーンごとに衣装が違うというVIP待遇で、僕はそれを舐めまわすように鑑賞していたというわけです(笑)。





衣装さん、よく頑張りました。戦士服とモードをミックスさせていて、超素敵でしたよ。


そんな感じで、前作を観ていると物語に多少厚みが生まれるんで、これから観る人は前作を観ておくことをおすすめします。3Dである必要は……ない気がします(笑)。