カルト | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


カルト


2013年/日本/84分
監督:白石晃士
出演:あびる優、岩佐真悠子、入来茉里、三浦涼介、小山田サユリ、岡本夏美、井上肇、山口森広、他
おすすめ度(5点中) → 3.8


――― あらすじ ―――――――
ある母娘の除霊に立ち会うことになった3人。ところが3人が見守る中、取り憑いた霊のあまりの強さに、除霊に臨んだ霊能者たちが次々と倒れていく事態に。そこで、最強の霊能者と評される男NEOを急遽呼び出すことになるのだが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――
これも面白いなー。白石監督のフェイクドキュメンタリーホラーは癖になりますな(^O^)。カルト教団が信仰している訳分からんものを霊的なものとして捉え映像化。これがすごくエキサイティング!


▲除霊番組でレポーターをやることになった、あびる優、岩佐真悠子、入来茉里の3人。

感のいいあびる優、憑依体質の岩佐真悠子、実は霊的な力を持っている入来茉里など、彼女たちだけみても、配役のバランスが良い。

彼女たちは、怪奇現象が起きているという家へ。この家は母と娘の二人家族なんだけど、なんだか変な音が聴こえたりビデオカメラには霊が映ったりと、怪しい感じ。


▲除霊の専門家・雲水も一緒に。で、こいつが弱いという(笑)。

雲水さん、読経のなかで「うんたら」って聴こえるのが妙に笑えました。覚えてないんじゃないのか(笑)。


▲現場では、その家の娘さんが霊に憑かれて大変なことに。


雲水一人では力不足で、師匠の龍玄も助太刀にくるんだけど、相手は強大でして…。雲水も龍玄も敗れ去ります。で、出てきたのが金髪の美青年。彼は自分のことを「マトリックス」の主人公からパクッてネオと名乗っています。


▲ネオ(右)。見た目はホストで、言動行動ともに格式ばったものがない。それがイイw。


▲徐々に敵の姿がリアルに見えてくる恐怖。


▲なんだか本当にいそうだ。感覚的には霊というより悪魔に近いかも。


▲はたして戦いに決着はつくのか!?


と思ってたら、一難去った後に「戦いはこれからだ!」とネオがビシっと決め台詞を放って映画は終了。

あっ、「マトリックス」と同じ終わり方だw。それもパクッてみたんだ(´∀`)と白石監督のギャグを楽しんだ感じですね。


んー、続きを作ってほしい。