アメリカン・ハッスル | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


アメリカン・ハッスル


2013年/アメリカ/138分
監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ジェレミー・レナー、ルイス・C・K、アレッサンドロ・ニヴォラ、マイケル・ペーニャ、ロバート・デ・ニーロ、他
おすすめ度(5点中) → 4.3


――― あらすじ ―――――――
太鼓腹で一九分け頭のアーヴィンは、愛人にして相棒のセクシー美女シドニーと完全犯罪を続けてきた天才詐欺師。そんな2人はある時ついに捕まってしまう。ところがイカれたFBI捜査官リッチーは、もっとデカいヤマを狙ってアーヴィンに捜査協力を迫る。こうして危険な囮捜査をするハメになったアーヴィン。やがて彼らのまいたエサに期待以上の大物が引っかかってくる。そんな中、嫉妬に狂ったアーヴィンの妻ロザリンの予測不能の行動が作戦全体を混沌へと陥れてしまい…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

スゲー好き!こんなに豊かな映画は久しぶりに観た気がします。露出度の高い女性陣は言うまでもなく、髪型から格好までペテン(=hustle)に包まれた登場人物が楽しすぎる。それぞれの思惑も交差し、始終ドキドキしながら観ていた気がします。これはDVD買いますね。


▲詐欺で儲けているアーヴィン(右)とシドニー(左)。


▲この2人にFBI捜査官のリッチー(左)が接触。捜査に協力するよう依頼してくる。


リッチーは不正にまみれた汚職政治家を捕まえたいのだ。アーヴィンとシドニーは政治家には手を出したくないのが本音。でも協力しないと御用になるだけですからね。


で、偽のアラブの大富豪を使いアトランティック・シティのカジノ建設の構想をでっち上げ、市長であるカーマインを陥れようとするんですね。でも話が進むにつれて思わぬ大物が現れ、欲に目がくらんだリッチーが「大きな獲物を捕まえてやる!」と暴走したりするもんだから大変なことになっていく。


▲アーヴィンとカーマイン市長(右)との間には友情が芽生える。そのことにアーヴィンが悩むのも一興。



▲リッチーがだんだんイカレ野郎になっていくところも見もの。


この映画では、みんな髪型や服装をいじりまくっていて、何かになりきっているのが面白い。全員がペテン師なんですよね~。


▲クリスチャン・ベイルも相当のカメレオンっぷりだ。


▲シドニーを巡って、アーヴィンとリッチーは対立するし。


▲アーヴィンの妻ロザリン(左)は、家庭を壊しかねないシドニーに嫉妬するし。


▲そのロザリンが計画をかき乱していくところが非常に楽しい。


▲はたしてどんな風に物語が転がるやら。


▲ラストに明らかになるんですが、男にあわせてマニキュアを使い分けていたロザリンもペテン師だったと言うことができますね。


ロザリンが「腐った匂いがまじっているのがいい匂い」みたいなことを言うんだけど、それすごく分かる!気がしますwww。


個人的にはロザリンがツボすぎまして。アーヴィンに対して「あんたはカラッポよ!」と怒るシーンがあって「empty! empty!」って言うんだけど、自分も罵られたいなwって変な興奮を味わいましたよ。



▲いまさらながらですが、ジェニファー・ローレンスが艶っぽすぎて。大好きになりました。



と、かなりテキトーな感想ですが大好きな映画でしたよ!

余裕があればもう一度劇場鑑賞したいぐらいです(‐^▽^‐)