夜、酒をかっくらっての帰り道。
友人に送られながら、ふと脇を見ると、住宅地の一軒の家の庭がぼんやりと明るく光っているのが見えた。
カンッ、カンッ、と甲高い音と、何やら1Mはあるであろう長い棒を振るってる少年。
よくよく見ると、長い棒はバットで、少年の頬には汗が一筋流れている。
甲高い音は、少年がバットに白球当てている音だ。
彼は、夢中にバットを振るい練習して、また夢をがむしゃらに追いかけていた。
私には、もうないものだ。
なくしてしまったもの。
「夢を追っかける奴はたくさんいるけど、そうやって追いかけながら様々な壁にも負けずに熱意を持ち続けた奴が凄い人間になるんだろうな…」
小さく呟いてしまうと、友人が呆れたように口を開く。
「何を当たり前な事言ってんだお前は」
「いや…私には、ねえからさ」
「なくしちまったんだ…なくなっちまってる。だから、ちょっとね」
そういって私は空を見上げた。
星が無数に輝いて、深い青の空が広がっている。
また、夢中になれるものを見つけたい
ぼんやりとそう思った。
~一時終幕~
夢を追っかける人は凄い。
彼らは覚悟している。
その夢で生活をする覚悟を。
私は、そんな人たちを尊敬して、羨望している。
いつか、そうなりたいと自分に言いながらも、変われないまま。
友人に送られながら、ふと脇を見ると、住宅地の一軒の家の庭がぼんやりと明るく光っているのが見えた。
カンッ、カンッ、と甲高い音と、何やら1Mはあるであろう長い棒を振るってる少年。
よくよく見ると、長い棒はバットで、少年の頬には汗が一筋流れている。
甲高い音は、少年がバットに白球当てている音だ。
彼は、夢中にバットを振るい練習して、また夢をがむしゃらに追いかけていた。
私には、もうないものだ。
なくしてしまったもの。
「夢を追っかける奴はたくさんいるけど、そうやって追いかけながら様々な壁にも負けずに熱意を持ち続けた奴が凄い人間になるんだろうな…」
小さく呟いてしまうと、友人が呆れたように口を開く。
「何を当たり前な事言ってんだお前は」
「いや…私には、ねえからさ」
「なくしちまったんだ…なくなっちまってる。だから、ちょっとね」
そういって私は空を見上げた。
星が無数に輝いて、深い青の空が広がっている。
また、夢中になれるものを見つけたい
ぼんやりとそう思った。
~一時終幕~
夢を追っかける人は凄い。
彼らは覚悟している。
その夢で生活をする覚悟を。
私は、そんな人たちを尊敬して、羨望している。
いつか、そうなりたいと自分に言いながらも、変われないまま。
