人生の中で、どっかーん!って何かがあって、その先の人生が変わる、、、
ターニングポイント
私は入国拒否がそれに当たるかな
わはは わはは わはは、、、
昔々、日本で付き合っていた彼がアメリカに戻ることになり、しばらく遠距離恋愛をしてました。
離れているけど毎日連絡を取っていてラブラブで、
クリスマス前にやっと長い休暇を取って意気揚々とアメリカに飛んだ
私、、、
一年くらい会えてなかったから飛行機の中もテンションMAX
シアトル空港について入国審査待ちの時もワクワクが止まらなくて、英語が分からなくて一人でおろおろしている女の子が前にいたから通訳をかってでたりした私。
今考えたら女一人旅で目立つ行動はするべきじゃなかった、、、
通訳してあげた子は堂々と彼氏に会いにきた、と言っていてそのまま訳して、と言われたからそのまま訳し、入国していった、、、
さて、私の番でおっさんが you何しにアメリカ来た?よりも前に youなんで英語が話せる?と聞いてきた。
なんでって、、、学校で習ってきたし仕事でも使ってるし、、
おっさん、私のパスポートをぱらぱらめくり、
いろんな国いってるな〜アメリカも何回もきてるね、、と言いながら渋い顔
はい、私旅行すきだから〜って言ったけど
おっさん曖昧な返事。
え、、なに?
そしてパスポートを透明なケースに入れておもむろに手を挙げた
話があるから彼についてって、と言われなんだかごついにーちゃんに付いていくことに、、、
ごついにーちゃん、私のパスポートを持ってる。。。
人質じゃないモノ質、、、
入国審査待ちの列を横切り付いたのが
あやしい待合室。。
なんか、変な雰囲気
いかにもやらかしそうな
(見た目で判断、ごめん) 中東系のにーちゃん達と
フィリピンバーで働いてそうなド派手なおねーちゃんとメキシコ人家族が微妙に離れて座ってる、、、
なになに??え??
呼ばれて入ったのが取調室みたいな小部屋。
意地悪な顔したおばはんに永遠と質問責めにあった挙句、
連絡先にあった彼に連絡を取った、あなたの彼氏のお母さんと話をした。
と違う職員さんが入ってきてにやにやしながら言い放ったのが、
彼のママがあなたの事もちろん知ってる、息子のフィアンセって呼んでたわよ。
えー!プロポーズされてもいないし私フィアンセじゃないし!
っていったけど信じてもらえず、
次の便で日本帰れ
観光ビザじゃだめ。
フィアンセビザ取って出直してこーい!
と言われる。
頭の中真っ白パニック
しかも、帰りの便もちゃんと持ってるし、フィアンセじゃないし次の便で日本帰れなんてひどい!嫌だ!とごねたら
今日はこの後日本行きの便は1便しかないの、
それに乗りたく無いなら、
JAILに行くことになるよ
と。
え?あなた今jailって言った???
jail?え?留置所?
ちーん
留置所とか有り得ない、犯罪者か
何より
汚そうだし 怖すぎる〜
ホテルならいいけど留置所は全力で嫌だ〜〜
と、小心者はすっかりしょげかえり、
わかったよ、帰るよ。帰りますよ〜、と。。。
あとは書類の嵐。
何を書かされたかも記憶に無いくらい打ちのめされて、到着ロビーの嬉しそうな人たちを逆流して
搭乗口に連れてかれた私。。。
シアトルの夜景は涙で全く何も見えなかったな〜、、、
当時の彼は年下でイケメンまっちょですっごい大好きだった、、、ほんとにすっごい好きだったな〜、、、外見が。
将来性は、、うーん。
この出来事に怒り狂ってあちこちに連絡取ってくれたけど、まあ、何も変わらないよね〜
ってか軽はずみな発言した彼ママ
(嬉しくてつい言っちゃった、こんなことになるなんてーって、めちゃくちゃあやまられたけど、、)
この後もしばらく遠距離続いてたけど、、、
もやもやしていた時期にダンと出会い、
今に至る。
毎年じゃないけど、この時期になるとたまーに思い出す、ほろ苦い思い出、、、
あの時、入国拒否にあってなかったら、、、
きっと子沢山貧乏だったな、私
ドイツに住む、なんて経験どころかヨーロッパ旅行も絶対なく8マイルみたいな生活してたんだろうな〜、
なんて。。。
(彼、エミネム系だった〜笑)
今、(マッチョどころかプヨっチョだけど)
優しいダンがいて、かわいいおチビちゃんも産めて幸せだな〜
まさにあのシアトルの時が
人生のターニングポイントだったんだな〜なんて
アメリカにビザ無し入国は出来なくなったけど、、、笑
これ、ちょっと不便だよ〜
未だにアメリカの空港行ったらドキドキだけど、、、笑
おチビちゃん連れで違う部屋いかされたり。爆!!
こうやって増えていく人生経験