プロの動画
自分の動画
友達の動画
目にするダンス動画って
だいたい
この３種類です。
先生やYoutubeに上がる
一流選手のダンス。
これは理想形を
見せてくれる。
ここをめざすんだな
ここに到達したいな
もちろん
始めた年齢や
身体能力や
かけられる練習量が
全然違うので
本当になれるかっていうと
難しいところですが
でも
成長したいと思う
目線の先には
誰しもプロ
（アマのトップ選手も）
のダンスが
理想として
あると思います。
だからこそ
自分のダンスを
動画で見た時には
そのギャップに
がっかりするわけで。
自分の動画は
自分の現在地を
知ることができます。
できていないところに
ばかり目がいきがちですが
できるようになったことも
ちゃんと映ってる。
そしてお友達の動画。
もちろんお友達の
動画を撮る目的は
応援のために
撮るかたがほとんどだと思います。
でも自分と同じ
生徒なので
多少の上手い下手
経験の長さの違いは
あるものの
同じようなところが
できていないので
悩みどころも同じ。
自分の動画は
どんなに客観的に
見ようとしても
その時の身体の感覚とか
先生とのそれまでのレッスンとか
げ、なんじゃこれとか、
いろんなことが
同時に浮かぶので
どうしても主観が入る。
でもお友達の動画は
「友達」というフィルターを
外してしまえば
結構
客観的に見ることができます。
動画って残酷なもので
生で見ているときより
粗が目立ちます。
スタジオで練習を見ていたときは
すてきね～
って見ていても
動画だと
あ、この手が
とか
あ、床を踏めてない
とか
目についちゃいます。
それはそのまま
十中八九
自分も同じことをやっていると思われ
たとえば
アームスタイリングが
フレームを断ち切った動きに
なっていると見えたら
肩甲骨とか鎖骨から
腕を動かすイメージをすればいいのかな
とか
床を踏めていないステップは
お腹のトーンが抜けてるから
足で踏んでいるエネルギーが
頭までつながっていないんだな。
足から頭の先まで
エネルギーをずぎゅんと
通す感じでステップすると
踏んだかんじになるのかな
なんて
研究できます。
もちろんそんなことを
当人に言ったりはしません。
素人の勝手な解釈だし
先生でもないのに
言うのは失礼だしね。
でも
だいたいみんな
多かれ少なかれ
注意されるところって
同じなんです。
どんなに上手な人でも
プロと生徒の間には
はっきりと境界があり
それは
生徒共通で注意される
できていないところを
しっかりできている
ってところかなと思います。
（たまにそれが
できていないプロが
競技会に出ていたりもしますが。。。）
他人の動画を
そんな風に見てるの？
ひどい！！！
って思われちゃうかもですが
他人のダンスを
自分と切り離して
批判の目で見るのではなく
自分事として見ています。
自分の問題
自分の課題
自分ののびしろとして。
だから
その人の優れたところを
見て楽しむことも
私は大好きなのです。
自分でいうのもなんですが
たぶん褒めじょうずだと思っています。
自分がここ欲しい
って思うところを
言葉にしているから
嘘は１ミリもまじりません。
その人らしいなあとか
このパフォーマンスするのに
すごく練習したんだろうなとか
ここがこの人の強みだよなあとか
パフォーマンスを支える
ストーリーを生んでいるものを
見るのがすごく好き。
結局
プロの動画や
お友達の優れたところも
自分事なんです。
これ素敵
取り入れたいとか
こうなりたいって
自分事だから。
自分事として
他人の動画を見る。
これはかなり
勉強になると
思っています。