軽さ重さ考察(3)ちょうどよい重さ | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

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社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
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レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

おととい、昨日と

重すぎ軽すぎについて

書いてきました。

 

 

今日はちょうどよいって

どんな状態なのか、です。

 

 

ちょうどよい重さ

これは

先生に言われたことではなく

私が先生からの指摘や

リードをしている感覚で

キャッチしたことなので

正解かどうかは

わかりません。

 

 

個人としてはこれを

目指していくと

次が開けそうだな

と感じています。

 

 

今日も昨日の

「軽い」の説明で使った

お仕事の比喩で説明します。

 

 

コップに水を

一人前たっぷりついて

それを指定されたところへ

運ぶ仕事を

負かされたとします。

 

 

軽い人は

コップに十分に水が

溜まる前に

移動してという指令が来たら

それにすぐ反応して

ハイハイと行ってしまう。

 

 

ちょうどよい人は

指令が来ても

水が一人前たまるまでは

動かない。

やるべき仕事を

ちゃんとやりきる。

 

 

一人前たまると、

動いての次に

こっちに来てね

の指令も出ているので

そこへ運ぶだけ。

 

 

というか

一人前たまると

その重みとか

そのタイミングとかで

必然的に方向は

決まっていて

向かおうとしなくても

進めば自然と

行くべき場所に移動できます。

 

 

水をくむ、溜めるというのは

ダンスで言うなら

モーションであったり

体重移動であったり

たっぷりやりきるべき

動きのことです。

 

 

cha-chaなら

たとえば

シャッセの前の

カウントで

踏み込んだり

キメたりするところが

お仕事するところ。

 

 

そこを中途半端にやらない。

 

 

この仕事をきっちりすると

リードとかみあって

なんと気持ちのよい

リード&フォロー。

 

 

しかーし!

でもここでギモンが。

 

 

一人前たまるまで

待ってたら

音楽に

間に合わないのでは?

 

 

実際均等なテンポで

カウントに動きを

合わせていると

そうなります。

 

 

なので

一人前たまった後の

移動やターンは

高速でする。

 

 

そしてなんなら

最後のカウントは

余らせて

余裕で次の

リードを待ってる。

 

 

軽い人の頭のなかは

カウントが等間隔に

なっていて

そこに一歩ずつ

はめている。

 

 

1で水をため

234に一歩ずつ

ターンや移動の

ステップをはめ

4の終わりにたどり着く

みたいな。

 

 

だから次の1に

入るときも余裕がない。

 

 

でもちょうどよい人は

12で水をたっぷりため

3だけでターンや移動完了

4では次の用意

って感じ。

 

 

つまり重い軽いは

リードを

待つか待たないかとか

反応が早いか遅いか

ではなく

 

 

自分軸をもって

自分でバランスを取り

自分で動く。

そして動きをたっぷり

しっかりやりきる。

 

 

なおかつ

音楽のつじつまを

緩急を使って

合わせる。

 

 

結果リードが

意図した位置や方向へ

ちゃんと動くし

リードへの手ごたえもある。

 

 

つまりかみ合う。

もっと仕掛けられる。

もっと動きが

大きく踊れる。

 

 

エネルギー漏れが

どこにもない。

 

 

こういうことが

できると

重さ軽さの使い分けが

メリハリになって現れる。

 

 

という考察でした。

 

 

あとは実験しながら

検証あるのみ。

 

 

て言うか

これを自由にできたら

かなり上級な気がする。。。