衝突 | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
競技、選手やドレス
レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

今日は愚痴をはいているので

ネガティブ嫌いなかたは

スルーしちゃってください。

 


=====
フォローでタンゴの
グループレッスンに入ったときに
背中側にいた人のかかとを

ヒールで思いっきり

踏んでしまった。

 

 

削ったというのが

正しいかも

というぐらい。

 

 

削ってしまった相手は
後ろで別の生徒の
リードをしていた先生。

 

 

先生なのでかなり
こらえていたと思うけれど

それでも思わず「痛っ」と声が出て

体勢が崩れたから

相当痛かったと思う。

 

 

すぐに何度も謝る私に

「大丈夫ですよ」と言ってくれるけど

笑顔が痛みでひきつっていた。

 

 

そのクラスは教室で一番上級の
シルバーのクラス。

その日は

ある男性が久しぶりに

参加していた。

 

 

その方は初級のベーシックの

ステップもじつはおぼつかない。

 

 

でも長くいらっしゃるので

たぶん教室が

受講したレッスン数に応じて

上のレベルに合格させていったのだろう。

 

 

初級のクラスなら
女性たちも余裕があるから

自分のこともしながら

相手をカバーして

グループレッスンについていくことができる。

 

 

だがしかし!

 

 

上のクラスになると
ステップも複雑で

女性たちも自分のことを

やるだけでいっぱいいっぱい。

 

 

しかもただ踊る以上のことを

求められるようになる。

 

 

リードの領域を

手伝う余裕はない。

 

 

その方は

カウントずれてるし

ステップちがうし

リズムもちがう。

 

 

そのくせ力が強い。

ご自身のずれたカウントに合わせて

ひっぱられたりすると
バランス崩れたり

ひねって痛めたりする危険がある。

 

 

こちらは自分が怪我しないよう

踊らないといけない。

もはや踊ると言えないけど。。。

 

 

そんな中

その人と組む順番がきた。

 

 

カウントがずれて

他の組はぐんぐんLOD方向へ

進みだした中

私たちは2カウント遅れて
その前の動作をしていた。

 

 

その間に移動してきていた

後ろの組が私の背中の位置まで

近づいていたらしい。

 

 

私たちの組が動きだしたとき

背中に追いついていた組と
ぶつかってしまったのだ。

 

 

他人を肉体的に傷つけるって

したことがないので

自分のせいで直接

人を痛めてしまったことが

すごくショックだった。

 

 

もちろん

パーティーで足を
踏んでしまったりはあるけれど

ここまでひどいのはない。

 

 

その日そのグループレッスンを
しきっていた先生が騒ぎに気づき

謝っていた私のほうを向いて

安全第一でいきましょう

と声をかけた。

 

 

私個人に向けて
いったのではないのは

わかってはいる。


 

でもショック状態なうえに

どう避けられたのか分からない状況で

自分を守りながら踊るのが

精一杯の相手と踊っていて

これ以上どうしたらいいの

となんだかいたたまれなくなった。

 

 

そのあとのレッスンは

なにをやっていたのか

頭真っ白でよく覚えていない。

 

 

なんか理不尽だなと思うのは

リードしていた人が

たいして気にかけていないところ。

 

 

フォローから見えない背中側で

リードからは正面にいる相手を

見えなかったではすまない。

 

 

でもこういうとき

なぜかぶつかってしまった
フォローの女子は

相手に謝るけれど

リードしていた男性は

「大丈夫?」とまるで第三者のような

言葉を口にする人がなんと多いことか。

 

 

すべてにおいて

リードが100%悪いとは言えないのは

自分がリードをしているから

よくわかっているつもり。

 

 

とはいえ
フォローが他のカップルと

衝突したら自分のリードが

必ず影響していることは確か。

 

 

自分自身は相手と直接は
接触していないから

無関係というのは

ありえないことだって

どうして思えるんだろう。


自分がリードをしていて
フォローがまわりをきにせず

バンと手を振り回した結果とか

リードと無関係に動いた結果

人とぶつかった場合でも

おいおいと思いはするが
それでも一緒にあやまる。

 

 

ましてや自分が見るべき場所が

見えてなかった場合は

フォローからも確認できる位置だったとしても

リードに責任にがあると思うので
私は謝る。

 

 

アメリカのスムースの

トッププロが

ダンサーになっていなかったら

F1レーサーになっていた、と
冗談でいっていた。

 

 

なぜならそれだけ

スムースは高速でしかも

ダイナミックに動くダンスだから。

 

 

そのプロはフォロワーも太鼓判をおす

マヌーバリングの名手だった。

だからF1といったのだろう。

 

 

ダンスフロアでF1運転してるんだから

その自覚をもってリードしてもらわないと

怖くて一緒に踊れない。

 

 

それに教室も

忖度で昇級させるのは

ある程度のレベルになったら

やめないとこういう事故は

また起きると思う。