10ダンスチャンピオンが語るパートナーシップ | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
競技、選手やドレス
レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

Youtube動画アップが少ないので
刺激をもとめて海外の
ダンス雑誌をあさっている最近です。

 

 

今日読んだのはAmerican Dancerという雑誌の
2019年に引退した10ダンスで
世界チャンピオンに8回輝いた
ビヨルン&アシュリのアシュリへのインタビュー記事

 

 

20年以上ビヨルンと組んだ彼女が
パートナーシップがうまくいくために
大切なポイントを話しています。

 

 

1.意図をもってコミュニケーションをする。

話し合うときはニュートラルな状態で
冷静さを失わずに。
そうでないと
話し合いがうまく行かないどころか
もっと悲惨な結果になりかねない。

 

 

2.相手は自分とは違う人間であることを忘れない。

お互い、長所も短所もちがう。
そのバランスが一体感を生み
その一体感こそ大切なものだ。

 

 

3.相手を支配しようとしない。

「従えないなら出ていけ」という関係は
ダンスのパートナーシップではNO。

ダンスカップルにおいて、片方の人間だけでは
なにかを決めることは不可能。

相手の提案や意見が気に入らない時のおすすめは
15分間、それが気に入ったふりをしてみる、だ。

 

 

4.成功は一夜にしてならず。

膨大な数の試合や、試練を経験し
そのほとんどが負けとなるものだ。
ほんの1つ2つ、勝てるだけ。

 

 

5.忍耐強く、プロセスを信じる。

目の前の相手を理解するには
時間と覚悟が必要。

相手を知り、サポートすることが
結局パートナーシップ成功に
一番利するし、それが自分のためになる。

 

 

 最後のアシュリの言葉

「私たちは20年間ダンス競技のパートナーでしたが、その道のりと思い出はタイトルやトロフィーと引き換えにできるものではありません。結局、二人の関係のほうがずっと価値があるのです」

 

 

人が何かに夢中になって
ゴールをめざしていく原動力には
何種類かあります。

 

 

私にとっては
誰とするか、がとても重要な原動力。

 

 

ダンスで上手になったり
大会で成績を出すことは
実は相手との人間関係を成長させるための
手段なんだと感じているタイプです。

 

 

パートナーシップのために
社交ダンスがあるので

 

 

成績のために
パートナーシップをよくしたい
という考えるタイプではありません。

 

 

なのでこのアシュリの言葉は
ほんとうに響いた。

 

 

カップルによって関係性は
いろいろあると思う。

 

 

アマ同士だろうと
プロアマだろうと
プロ同士だろうと

先輩後輩だろうと

このポイントは根底のところで
変わらないんじゃないかな。

 

 

インタビューの模様は
Youtubeにもアップされてます。