プロダンス界のゲームオブスローンズ | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
競技、選手やドレス
レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

今回のDBDCのアプローチ・ザ・バー
めっちゃ興味深いラブラブ

 

 

つねづね世界トップの
ファイナリストたち、
とくに1位2位3位あたりの実力って
どうちがうの
ジャッジってどうやって順位決めてるの?

 

 

っていうのが不思議でした。

 

 

だって技術的には互角で

あとはそれぞれの好みじゃん!

て思えるから。

 

 

今回、マンハッタン2021で
ジャッジを務めたイザベラが
同大会のスムースのプロオープンの
勝者ローマン&ガリーナについて
それまで4回全米チャンピオンだったニック&ヴィクトリアと
比較して話しているのが
なーるーほーどーでした↓

 

 

 

 

要はイザベラは
ニック組とローマン組、
ダンススタイルが違うとは思わない。

 

 

違うのは複雑かシンプルか。

 

 

ローマン組はたくさんのトリックを
振付に盛り込んでいる。

 

 

スピードチェンジとか
細かい方向チェンジとか
小さな動きで
刺激を起こす「トリック」を
たくさん使っている。

 

 

一方のニック組は
シンプルな振付。
質で勝負。

 

 

好みはそれぞれ分かれる。

 

 

結果は自分たちの作品を
いかにしっかり見せることができたか
にかかっている。

 

 

今回はそれは
ローマン&ガリーナに
軍配があがった。

 

 

~要約ここまで~

 

そっかあと思ったのは
ローマン組のようにトリック多めか
ニック組のようにシンプルな振付か
どちらを好むジャッジが多いか、でなく

自分たちのダンスを
どれだけ魅力的に踊れたか

そこで点が決まるんだってこと。

 

 

もちろんジャッジによって
そこらへんはそれぞれだろうけれど

 

 

チャンピオンの座を奪いに来る
カップルのエネルギーは
守ろうとするエネルギーよりは
たぶん激しく強い。

 

 

しかもチャンピオンの振付が
シンプルさを信条とするなら
よけいにエネルギーの激しさの差は
目にみえる。

 

 

このチャンピオンへの挑戦は
ローマンたちの前
マックスとタチアナが
ニックたちを追っていたときから
始まっていたとイザベラは言ってた。

 

 

ニックたちは4年連続で世界トップ。
しかもコロナで大会が1年なく
ダンス界が止まってしまったかの状況があり
そしてその間
ニックたちをすぐ際まで追い詰めていた
マックス&タチアナが引退した。

 

 

こんな状況で
チャンピオンの座が安泰と
少しでも思ってしまったのかもしれない。
 

 

そのエネルギーの隙に
ローマンとガリーナが
切り込んでいったのかもしれない。

 

 

熾烈ね~~
ゾクゾクするわ~~
まさに
Game of Thronesキラキラ