スタンダードとラテンの
全ての種目を合わせると
１０個あります。
スタンダードの
ワルツ、タンゴ、ヴィニーズ、フォックス、クイック
ラテンの
チャチャ、サンバ、ルンバ、パソ、ジャイブ
です。
多くの選手は
スタンダード専門か
ラテン専門で競技に出ます。
でもその両方、
１０個通して順位を競うジャンルもあります。
アメリカンスタイルにも同じように
スムースとリズム両方を合わせた
９ダンサーもいます。
スムースの
ワルツ、タンゴ、フォックス、ヴィニーズ
リズムの
チャチャ、ルンバ、スイング、ボレロ、マンボです。
この人たちって
スムースだけの競技や
リズムだけの競技と別に
９ダンスの競技も出て
どんだけの体力なんだ！
さらに１０ダンスと９ダンス
両方でチャンピオンになったことのある
カップルがいます。
セルゲイ・サムチスキー＆ユリア・ベセラ
(Sergey Samchynskyy - Yulia Besarab)です。
彼らは１８年間パートナーとして組んで
２０２１年の初めのサウスオープンを最後に解散しました。
スムースを踊っている二人が
大好きだったので非常に寂しい！
１０ダンサーや９ダンサーは
５ダンサー、４ダンサーの中で
優勝することはなかなか難しいようです。
そりゃそうですよね。
人間に与えられた時間は同じ。
それをラテンならラテン
スムースならスムースだけに
集中させるのと
両方やるのとでは。
それでも彼らは
スムースのファイナル常連で
しかも専門の選手にひけをとらない
素晴らしいダンスを見せてくれました。
ユリアのドレスもいつも個性的。
今回はどんなドレスなんだろうと
楽しみでした。
細みで凹凸があまりない
日本人的な体形の人なので
私はデザインを真似して
ドレスを作ったことがあります。
解散について
「二人としての引退」という
表現をしていました。
１８年一緒にやってきたから
別の感覚を見てみるのがいいと思った
と説明しています。
とはいえ去年のUSDC５０に
仲良くインタビューに登場し
再結成の「うわさ」もあるのかな？？？
セルゲイ＆ユリアの他に
上位に入ってくる９ダンサーは
ジャン＆アデル・ドン
（Jang & Adele Don. ）
最近ぐいぐい上位に食い込んでいる
オレスキー＆アナスタシア組
（Oleksiy Pigotskyy/Anastasiia Zhuchenko ）
などがいます。
彼らは去年の全米選手権の９ダンスで優勝しました。
サムネになっているのがオレスキー＆アナスタシアです。
オレスキー＆アナスタシアは
スムースもリズムもどっちが
得意かわからないぐらい
どちらも踊り分けています。
ジャン＆アデルは
スムースの方が見ていて安心します。
ジャンはどちらもおしゃれでかっこいいけれど
アデルはリズムではちょっと姿勢よすぎ？
に私にはうつります。
しかしダンス界って
どんだけユリアとアナスタシアがいるんだ！