アメリカ不動産投資のジュリアンよこおです。
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【トランプ米大統領メキシコにも関税】
前回＆前々回のブログで、今 起こっている米中経済戦争についてお伝えしました。
トランプ米大統領は、メキシコ政府が 米国に不法移民が流入するのを食い止めるまで、関税率は6月10日から輸入品全てに5%の発動 → 10月1日までに最高25%まで引き上げる可能性があると表明しました。
ただ、解決すれば撤回する意向のようです。
彼は 関税賦課の矛先をメキシコへ新たに向けましたが、これにより NAFTA: 北米自由貿易協定に代わる、USMCA: 米国・メキシコ・カナダ協定の批准に暗雲が垂れ込めました。
「メキシコの消極的な協力姿勢によって、こうした多人数の流入を認めている状況は、米国の国家安全保障や経済に対する非常事態かつ異例の脅威」
「南部国境の非常事態に対処する為、IEEPA: 国際緊急経済権限法に基づく権限を発動する」とも述べました。
”非常事態“ ”脅威“ などと強い言葉を使っていますが...
私も、不法移民そのものは決して擁護するつもりはありません。ただ、中にはきちんと法に則って入国してきた人達もいますし メキシコ人に限ったことではない、とお伝えしたいです。
日本人でも、学生ビザで入国し 滞在を続ける為に働き = 不法就労(そういう人達のことですから、勿論 税金は納めていません)ビザが切れてもそのまま滞在 = 不法滞在していたりしますよ。
その後、アメリカ人と結婚して帳尻合わせ、又は 発覚して永久にアメリカ入国禁止等々...沢山います。
カリフォルニア州のGDPが、イギリスを抜き アメリカ→中国→日本→ドイツに続く世界第5位になったのは、メキシコ人の労働力によるものでもあります。
トランプ大統領は、中国とメキシコに頼らず アメリカ国内での生産と雇用を増やそうと考えているようですが(逆を返せば、それだけ2国に頼ってきたのです)出回っている商品は”Made in China”が多く、しかも安くて 今はクオリティーが良いです。
毎日大量に消費されている新鮮な野菜や果物は、メキシコで多くをまかない、自動車や電化製品他の工場も多数...
私がこの国で生活し 仕事をしてきて感じることは、狩猟民族のヨーロッパ系の人達は、狩や人から奪うことで生活してきた歴史があるせいか... 農耕民族のアジア圏の人達とは違い、“生産”するのではなく”消費“する側なんですよね。
短期集中的な仕事を得意とし、新しいものへの対応や変化を恐れない、という素晴らしい面もあります。
ズバリッ言わせて頂きます。
傾向として、仕事を選んで働きたがらない人が多く、手先が器用ではないので 細かい作業や地味で忍耐を必要とする仕事には、メキシコ人やアジア人が従事しています。
因みに、医療現場の外科的手術でも、アジア人Dr.が活躍していますね。
アメリカを支えている、と言っても過言ではないのです。
長引けば、この国の出回っている商品のクオリティーは落ち、値段が上がるでしょう...
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この 米中経済戦争とメキシコからの関税引き上げ発表後、株価が下がっていますが、それに伴い 影響が出始めている金利情報をお伝えします。
先ずは この言葉の説明です。
逆イールド: 過度な金融不安や急激な政策により、短期金利が急騰し長期金利を大きく上回る、逆転現象が起こること。
債権市場において、一般的に残存期間が長くなる程、投資資金の固定化によるリスクなどを伴う為、長期金利よりも高くなる。
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英国のEU離脱党の躍進などもあり、短期的には経済の混乱が起こるのではないか...との憶測から、逆イールド現象がみられています。
昨年1月は3.149%と、このまま金利は上昇すると思われましたが、今週 住宅ローン金利の指標である米国10年物国債が、1年8ヶ月振りの低水準である 2.106%になりました。
ローン金利を見ても、今まで30年固定より、遥かに金利が低かった15年・7年・5年固定の変動金利ローンの金利が、30年固定金利と殆ど変わらない状況になってきており、30年固定金利で3％台が見えてきました。
金利や住宅に敏感な方々の駆け込み購入が増えることが予想されます。
$ ￥レートも108円台に入ってきましたので 
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への送金は、お薦めの時期です。
→ への送金は、お薦めの時期です。アメリカ不動産投資をされる予定の方々には、有り難い状況と言えるでしょう。
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メキシコにある世界遺産(1987年に登録)Teothihuacan: テオティワカンです。
メキシコの首都、メキシコシティ北東約50km地点にあります。
紀元前2〜6世紀まで繁栄したテオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡で、当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心的都市でした。
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