ホイールを交換するには、車種、年式、仕様などに合わせて、ホイールを選ぶ必要があります。
①:ホイールの取り付け穴です。このボルトパターンは5穴です。
②:PCDです。取り付け穴の中心を線でつないだ円の直径を指します。
③:ホイールの直径です。
④:リム幅です。
⑤:リム幅の中心です。
⑥:オフセットです。リム幅の中心から取り付け面のずれをmmで表します。この写真の場合は、取り付け面が手前にずれているのでプラス(+何mm)で表します。
簡単にですが、選び方について説明させていただきます。
ボルトパターン
ボルトパターンとは、ホイールを取り付けする穴の数の事をいいます。
いわゆる穴数です。5穴、6穴が主流ですが、車種によって色々です。まず穴数が違えばホイールはご装着できません。
PCD
PCDは、それぞれの取り付け穴の中心を線でつないだ円の直径をいいます。穴数が同じでもPCDが違えば、穴がずれるので、ホイールはご装着できません。
通常ボルトパターンとPCDは一緒に表示されます。
穴数xPCD
ちなみに
国産:5x114.3/ 5x150/ 6x139.7
欧州車:5x108/ 5x112/ 5x120/ 5x130
アメ車:5x100/ 5x114.3/ 5x115/ 5x127/5x135/ 6x135/ 6x139.7.....
の様に、生産国で大体分けれたりもします。
直径
ホイールの直径は、インチで表記されます。
1インチは、約2.54cmです。
ホイールを交換しても、タイヤの外径は変えないのが基本です。
外径を変えるとスピードメーターが狂ったり、干渉の原因になりますので、インチアップする場合は、薄い(扁平)タイヤを入れて調整します。
また逆にインチダウンは、タイヤを厚くして調整します。
流行としては、ギリギリまでインチアップをして、高級感や存在感を出すという傾向にあります。
ギリギリ以上??ヾ(@°▽°@)ノ
リム幅
ホイールの幅です。こちらもインチで表します。
当たり前ですがリム幅が広すぎると、フェンダーからはみ出したり、内側で干渉したりします。
リム幅も直径と一緒に表示されます。
直径xリム幅
22x9
ちなみに
22x10.5J
の様にフランジの形状と一緒に表示される場合もあります。
オフセット
オフセットとはリム幅の中心から、ホイールの取付け面のずれを±ミリで表します。オフセットで取り付けの微調整ができます。 極端ですが、現状のホイールのオフセットが±0だとします。
同じリム幅(タイヤ幅)で、オフセットを+50に変更した場合、ホイールは現状より5cm内側に入ります。
逆に、-50mmにすれば、現状より5cm外に出ます。
最近はオフセットが指定できるホイールも増えてきましたので、数値に拘ってみるのもいいかもしれません。
以上が、簡単な説明になります。
後はハブを気にする必要がありますね。。。
ハブについては、次回書きます( ゚ ▽ ゚ ;)