EASTWEST Hollywood Solo Cello レビュー ざっくり所感 | paposのブログ

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日常の出来事を交えつつ、主にDTMや音楽制作関連の記事をつらつらと~

アナウンスがあった数カ月前から非常に楽しみにしていた音源の一つが、クリスマスの日にリリースされました。
Hollywood Solo Celloです。




ツイッターでソロチェロがリリースされたという呟きを見て速攻DLして弄ってみました。
(Composer Cloud契約をしていると無料で導入できます。)

期待に胸をふくらませながら音を鳴らしてみて思った最初の感想は、、


あれ、、QLSOのSolo Celloを間違って読み込んでしまったかな?


です。もちろん良くない意味でデスヨ。

リバーブのかかっていないドライな音なので、余計にそう感じたのかもしれませんが、すごくシンセ臭いし、音が細い。ヴィブラートも固定で調整できない。

とりあえず一発録りで弾いてみたものがこちらです。

http://tmbox.net/pl/967264
(別途リバーブはかけています。)

Hollywood Stringsはずっと愛用しているくらいクオリティ高いし、そのソロ楽器バージョンってことですよ?さすがに期待するじゃないですか~。
デモにはレガートパッチしか入れてないですが、スタッカート等ショート系の音も臨場感がなく、なんというか、しょっぱい。。汗

現在はComposer Cloudのみのリリースですが、ハープ、チェロ、それから3月にリリース予定のヴァイオリンの3製品をセットにしたパッケージ版の価格が$799です。
単品価格で考えた場合、仮にハープを2万円と見積もっても、チェロ、ヴァイオリンそれぞれ3万円超え。
このクオリティで3万円は正直言ってナイですネ。


これならCineSamplesのTina Guo Acoustic Cello Legatoのほうがデモを聴く限りいいと思います。
製品名の通りレガートパッチのみですが、$99です。

もっと言うと現状は、BEST SERVICEのEMOTIONAL CELLOが個人的にはソロチェロは最強かなと思います。

臨場感もあって、かなりリアルです。同じ3万円なら、天地がひっくり返ってもこちらを選びます。
Hollywoodもこのくらいのレベルには達していてほしかった。。


なんかそもそも公式でデモ音源は用意されていないし、割と大々的にアナウンスしておきながら、リリース時に毎度来るメールもなかったし、宣伝もほとんどされていないので、あぁそういうことか、、という感じもしますね。

こうなるとHollywood Solo Violinもあまり期待できそうにないかな。。


とりあえずまだ深いところまでは弄っていないので、また時間ができれば他のパッチ等のレビューもしたいと思います!