新作のオーケストラ音源2つ | paposのブログ

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つい先日、8DioとOrchestral Toolsから新作のオーケストラ音源が発表されました。

まず8Dioからは240人という超巨大編成の"Majestica"。



8DioにはV8Pという、8Dio製品を$1999以上購入した者だけに与えられるシステムがあり(おそらくVIPを文字ったものかなと)、V8Pにしか購入できない音源があります。

その一つが"8W"というオケ音源で、それが240人編成を謳っており、もしかしてそれの抜粋版じゃないかと思ってMajesticaのデモを聴いたらやはり抜粋ぽい。。
と勘ぐってたら、公式でも抜粋的なことを言ってました。
V8Pに関してはメーカーが公表していないことは言えないので、細かいことは書けないのが残念ですが。汗

内訳としては、ストリングス100人、ブラス60人、木管60人、打楽器20人。
冷静に考えると改めてちょっと意味わからない数字ですね、、

楽器ごとにパッチが分かれていない所謂アンサンブル音源ですが、なんとストリングスとブラスはHighとLowにすら分かれていません。
さすが大味音源。。

とりあえず自分の好みで言えば、この音源は全く惹かれません。
数年前までは"大編成"や、"すごくリバーブがかかった壮大感"が大好きだったんですが、今となっては機動性のない大編成や、原音がぼやけてしまうリバーブ感が好きではなくなりました。
オケはやっぱり色々動き回るのも魅力だし、原音をちゃんと聴き取りたいです。

240人という大編成にしか出せない音もあると思うけど、好みじゃないというのは勿論、仕事としても経験上この先使いそうなことはまずなさそうですからねぇ。。



そしてOrchestral Toolsからは"METROPOLIS ARK I"というこれまた大編成のオケ音源。



1ということは2,3とシリーズ化しそうですね。

Majesticaほどではないけど、9人ホルンだったり、4人ファゴット、3人チューバとかとか。
パッチリストを見るとかなり低音に力が入ってるみたいです。
というか、リストには木管がファゴット以外ないんですよね。
あとエレキギターが左右固定で入っていたり、かなり独特ですね。笑

こちらもアンサンブル音源ですが、ストリングスのみHighとLowがあり、他は一応楽器毎には分かれていて、ソロは無いです。

デモがまだ一曲しかないですが、そんなにウェットというわけでもないし割と使えそうかな?という印象。
エレキとかどんな音なのかすごく気になるけど、ただそれだけで他に惹かれるところも特にないですかね。

Orchestral ToolsのブラスはホルンのFX音源しかリリースされていないので、事実上初ブラスということになるので、レアという意味では少しそそられますが、、笑



そんなこんなで双方オケのアンサンブル音源を同じ時期に出してきたというのは、メーカー同士そういう情報がけっこう入ってきたりしてるんですかね。
とりあえず何か一つアンサンブル音源が欲しいとは常々思っていて、今はAlbion ONEが気になってますが、もうセールも終わっちゃったところなので、また次のセールの機会(一年後?)に考えますかね、、