こんばんは

 初めましての方は初めまして、最高位戦関西新人の本長と申しますチョキ

 

 この記事は、今年の6月から関西で活動している「たこやきリーグ」という最高位戦ルールの私設リーグに第4期から参加させていただくこととなって、その振り返りを書いていこうという記事です!

 

 たこやきリーグの紹介と第1,2,3,4節の振り返りはこちらから↓

 

 第4期たこやきリーグ(私設リーグ)1節、振り返り

 

 第4期たこやきリーグ(私設リーグ)2節、振り返り

 

 第4期たこやきリーグ(私設リーグ)3節、振り返り

 

 第4期たこやきリーグ(私設リーグ)4節、振り返り

 

 さて、第5節のたこやきリーグは??

 

 

 
 
 
 予選32本中16本が終了し、+125.4の現在3位です。

 

 予選32本と書いたのですが、予選32本が終了時点で1位が決勝進出、下位3名が敗退。

 

 2位〜9位がスコアを半分持ち越して準決勝に進出し、1日準決勝を行い上位3名が決勝進出。

 

 というシステムになっています。

 

 予選の半分を終わった段階で暫定3位とまずまず良い位置。

 

 予選終了時の1位の決勝ジャンプアップが偉すぎるので狙える限りは狙いたいところだが、少し離れてしまった感じ。

 

 なので、上位付近の2〜4位フィニッシュに向けてライバルになる選手にはptを稼がれないように厳しく打ちたいところ。

 

  自分のpt状況と方針を確認したところで第3節の対戦相手は

 

 最高位戦関西の松本さん(2回目)

 最高位戦東海の鈴木優さん(2回目)

 最高位戦関西の稲脇さん(1回目)

 

 という対局相手になりました。

 ※文字数の関係で対局パートでは敬称略で書かせていただきます。

 

 松本さんは1節で初対戦させていただいたが、局参加率の高さ、手数の多さに翻弄された印象が強い。

 

 現在2位とpt状況的にもマークせざるを得ないが、卓内にいる限りこの人の存在が消えることはほぼ無いと思うので動向は注視しておきたい。

 

 優さんはやはりこのたこやきリーグの中では1人抜けているなと感じさせるような局面の把握度合い、そこから拾ってくる読みの深さを感じた。

 

 雀風としては仕掛けも多めで比較的何でもやってくる印象なので、打点の高低や速度感を間違えないように拾っていきたいところ。

 

 稲脇さんは最高位戦関西に入る前からずっとお世話になっている方だが、意外に麻雀を打つ機会というのは少なく情報が乏しい。

 

 極端な麻雀ではなくバランスを取ってくるイメージをざっくり持っているが、次節も連戦となるのでしっかり特徴は掴んでおきたい。

 

 現在9位とこの日の他の2人と違って自分で勝つしかないポジションではあるので、親番の押し返しや粘りには注意する必要がある。

 

 pt状況的に、松本さん、優さんの2人に大きく勝たれて自分が大きく負けるというのは最悪の事態。

 

 なので、自分のptを最大化するのが最優先ですが、もしよっぽど自分の着浮上等が厳しい場合は稲脇さんに甘く、他の2人に厳しく打つという意識は持って対局に臨みました!

 

 対局直後から書くまでに間が空いてしまったので1、2、3回戦は簡易的な振り返りです、すみません。

 

 1回戦 東家松本、南家鈴木、西家本長、北家稲脇

 

 大きく先制を取った松本と放銃に回り沈んだ稲脇、と1着4着が抜けており焦点となったのは鈴木との2着、3着争い。

 

 南2局鈴木の親番でリーヅモ七対子をアガって2着に浮上するも、南3局は鈴木の染め手仕掛けに降ろされて差を詰められる。

 

 オーラスもアガリ勝負といった競った局面であったが競り負けて、2着を奪われてしまった。

 

 この半荘は最高位戦ルールの経験値の差を感じるような南3局、4局の攻防であったように感じた。

 

 1本目、3着、-10.1

 

 2回戦 東家本長、南家松本、西家鈴木、北家稲脇

 

 1本目で何も出来ずにラスを引いてポイント的にも苦しくなった稲脇が積極的な姿勢を見せて1人突き抜ける。

 

 鈴木、松本との熾烈な234着争いとなった2本目であったが、南3局に勝負手が入る。

 

 配牌からシャンテン数が高く、対子手と面子手の両天秤で進めていると1段目にドラドラ確定の七対子をテンパイ。

 

 河が4p、南、5s、4m、5p、のような具合で何か変則手気味のようにも見える濃い河。

 

 待ち選択は6pか7p単騎の選択、リーチをするしないという4択があったが、場のピンズの安さ、巡目の速さを加味して7p単騎リーチに踏み切った。

 

 4pを切っているのに5p、6pを手出しでのリーチは変則手(七対子)が濃厚とはなってしまうが、絶対に七対子と断定出来るわけではないのと七対子と読み切られてしまっても待ち候補が多すぎるので、7p以外の牌を止めさせるメリットの方が強いとも思った。

 

 このリーチが結果は功を奏し、親の鈴木から8000の出アガリ。

 

 大きな2着浮上のアガリとなった。

 

 オーラスはイッツー確定に平和イッツーの場に良さげな待ちをテンパイするも、跳満をツモってもトップにはなれないためリーチをしたいという欲望を堪えてのダマテン。

 

 鈴木から拾って着順の並び的にも嬉しい2着を確保した。

 

 2本目、2着、+11.7 

 

 

 3回戦 東家鈴木、南家稲脇、西家本長、北家松本

 

 3回戦はまたも抜け出した稲脇に対して3人で234位争いをする形に。

 

 松本の的確なダマ5200に刺さり、そのまま3人に局を消化されてしまい小さめだがラスに。

 

 やはり積極的に局消化に動いてくる3人相手にビハインドを取ると苦しくなるケースは増える。

 

 3本目、4着、-37.1

 

 

 4回戦 東家本長、南家鈴木、西家松本、北家稲脇

 

 4本目はたこやきリーグの今期からの取り組みとして、局終了後に全員が手を開けて写真を代表者が撮る、その日の対局終了後画像を見ながら話す、ということだったので、画像を使いながら振り返り。

 

 

 

 東1局、親番、表ドラ7p

 

 配牌からドラ1含みの平和が見える手で、最近はどのルールでも徹底している役牌からの切り出し。

 

 やってしまったと感じたのは5巡目の西切り。

 

 ヘッドレスのリャンシャンテンでフワっと235mの5mと西の比較で西を切ってしまったが2m5mとその時点でかなり枚数が見えてしまっていたため、4mを引いてもノベタンの形はかなり弱い。

 

 そのため、2枚切れではあるが全員に安全牌かつ確実に山には1枚いそうな西を残すべきだったと切った瞬間に気付く。

 

 すると次巡のツモが薄すぎる西引き。

 

 両面両面のイーシャンテンを逃す形となってしまい、そこからの無駄ヅモ続きも相まって激しい後悔に苛まれる。

 

 巡目がかかりすぎてしまったが、4m、6pと引き入れて、自分の目からまずまず良さそうな69mの亜両面平和リーチ。

 

 下家の仕掛けている鈴木に対して切りづらかった4sも無事通過。

 

 鈴木のかなり残っている25p待ちをかいくぐって残り2枚の69mを一発ツモで、裏は乗らないが4000オール。

 

 西を重ねられなかったことで、打っているときはひどい後悔に襲われていたが、ミスをしたことによって最善?となる結果に逆になってしまうというのは、麻雀、というゲームの不思議なところである。

 

 

 

 

 東4局、南家

 

 東1局で、4000オール、12000とアガリ、出来た大きなリードをなんとか守ってトップをとりたいというテーマ。

 

 上家の親の稲脇が字牌の切り出しからいきなりドラ表示牌の7mを打ち出してきており不穏な雰囲気。

 

 ラス目の鈴木が場に2枚目となる白を仕掛けた直後に、4pか5pの役無し単騎テンパイが入る。

 

 前巡に2pを通していたので、気持ち安全と思ってここでは4p単騎を選択。

 

 良さげな手替わりがないまま持ってきたのは6p。

 

 下家の鈴木は打点不明だが、下家の鈴木に放銃する分には局消化するのでよしといった感じで、親の稲脇のダマテンが怖い。

 

 ソウズがかなり場に見えていて分断され気味で、マンズは稲脇が一番切っているので、ダマテンが入っているとすれば待ちとしてはピンズがかなり濃く見える。

 

 4pも6pも稲脇に対して無筋で、ダマテンに対して降りるという選択肢もかなり考えたが、現状自分のテンパイ(出アガリ出来ないものの毎巡のツモ抽選)は偉いと思い、1pが切られているため片筋の打4pを選択。

 

 これに親の稲脇から絶望のロンの声が入るも打点はほぼ最小の2000点。

 

 結果的には助かったが、ドラドラの7700やドラ暗刻の12000も自分がドラが0枚見えのため十分あるので審議となりそうな局面。

 

 後の検討ではテンパイは取りそうという意見が多かったが、場にピンズが1番高く、見た目3枚とは言ってもほとんどツモアガリに期待できないようなテンパイにどのくらい価値があるのかは難しいところ。

 

 加えて、稲脇のダマテンを実際に対局をしていてかなりケアをしていたが、本当にダマテンがどのくらい入っているのかは不明。

 

 リーチに対しては絶対に切れないが、そのテンパイ不明な稲脇に対して自分の手が4pか6pを切れば確定でテンパイである。

 

 麻雀は自分の手と相手の河+仕掛け、は確定要素で、相手の手牌や牌山は不確定要素のゲームであるが、どちらの要素をどのくらい優先して選択をしたり、自分の読みに心中するのかすべきなのかというのは永遠のテーマのように思う。

  

 この後も稲脇にジリジリと迫られ続けるも辛くも逃げ切ってこの日なんとか1トップを確保。

 

 4本目、1着、+43.0

 

 第5節の結果は

 

 

 

 3着、2着、4着、1着で+7.5

 

 着順勝負に競り負けての3着と4着があったので、スコア的にはもう少し伸ばしたかったところですが、なんとか+でまとまったのはツイていました。

 

 自分のスコア以外の面でテーマとしていた松本さん、鈴木優さんが両方とも-と大きく突き抜けられることを防げたのも今後の決勝戦争いに向けてかなり大きかったです。

 

 5/8節が終わっての順位表を見てみると、ジャンプアップとなる1位の高山さんが更に突き抜けてしまったので、残り3節で1位を狙うことが少し厳しくなったような感じはします。

 

 上下のスコアは中終盤にきて大きく開いてきたように思うので、下位の足切りは意識せずに決勝戦を現実的に争うこととなりそうな、2位~6位の+スコアの選手を特にマークしながら打つ展開になりそう。

 

 更新が遅れてしまったため次節が明日となりますが、初対戦かつ現状5位の山口さんとの対戦は負けられない戦いとなるので気を引き締めて臨みたいですウインク

 

 次は内容を忘れないように早めにブログも更新したいと思います!

 

 最後になりますが、先月からKMS(関西麻雀最強決定戦)というものにも参加させていただいており、そちらでも「専属レポーター」としてこのブログとは少し違った雰囲気でレポートを毎節書かせてもらっているので良ければそちらも是非お読みくださいニコニコ

 

 関西麻雀最強決定戦!

 

 では、またどこかでチョキ