私立探偵の調査能力
書き足りないので続き。
小さなヨットに、某シロナガスクジラの売肉を調査してと依頼するようなモノ。あのクジラの肉が大々的に売られているのに、当のクジラが知らないという謎を解いてほしいと。
当のクジラに肉について訊ねたら良いのに、クジラ肉をどこからか入手し勝手に売買している盗賊団に、肉の出どころを訊ねる阿呆ヨットを信じたら、阿呆ヨット並の阿呆とみなされるだけだ。
当のクジラは、泣きながら被害を訴えてくるかはわからぬが、やはり盗まれていたのだと判明することで、何らかの対策をこうじるはずだ。
ここの肉は私の腹部分で、こっちは肩で、あれは背中部分ですねと、詳細がわかるはずだ。被害者のシロナガスクジラを間違えると、バラバラ認知が起きるだろう。
全くつまらないクジラ肉だなとバラバラ認知肉を一口食べて棄てることになるのだ。
望玄 筆。