写本と原本とは | 雨のち苺・語霜望玄TogoK街風含雨語久泉

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降り注ぐ恵みの雨の中、嬉しそうに踊る花。
 ☆---お披露目が近々できますように---☆
小説家:月衣、絵描き:語霜(カタシモ)、文人アーティスト望玄T-.-Kana、久泉、詩人:日月緋。偽者注意‼盗賊が成りすましているようなので騙されないで。baobabbabyまで紛い物が。

写本と原本とは

 

昔から、良い経本を写本してありがたい教えを流布して文化の礎にしてきた仏教文化圏の日本。近代では、印刷技術の発達で、多くの良い本が大量で安価に入手できるようになり、勉強したい人々には、図書館で借りて読むというシステムもあり、学習環境はすこぶる良い。

ということは、次に問題になるのが本の質で、手書きの時代と違い、印刷の簡単な現代は、出したい人々が本を出せるようになり、玉石混淆の大量の本の中から玉本を探しだす力量が必要だ。

さて、ここで問題。写本と原本とは何か。

漢字からも理解できるように、原本は元の文章が書かれた本で、写本は原本を写し取った本だ。

書く努力はせず、写す努力だけはしたらしい「一応自力書き」の写本屋が、偉そうに先生と呼ばれて喜んでいる世は、極楽浄土の蓮も咲かない。