棘下筋の起始はどれ? | 過去問で目指せ合格❗️毎日1問リラ検クイズ

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日本リラクゼーション業協会主催の「リラクゼーションセラピスト認定試験」、通称リラ検の過去問、予想問題を中心に、毎日一問、出題していきます。

 

 

棘下筋の起始を選びなさい

 

 1.D

 2.F

 3.G

 4.H

棘下筋は、回旋筋腱板、いわゆるローテーターカフを構成する4つの筋の一つで、四十肩・五十肩の原因となる筋のひとつです。

 

四十肩・五十肩は「肩関節周囲炎」というくらいなので、肩関節の周囲、図ではEやHのあたりに痛みが出ます。が、痛みのあるところだけ揉めばいいわけではありません。たとえばHが痛むとき、ここは棘下筋の停止にあたりますが、Hだけでなく、起始側(=F)に問題があることも多いです。起始と停止をセットで覚えておくと、施術ポイントを見つけやすいと思います。

 

ということで、正解は選択肢2のF。

棘下筋の起始停止を言葉で書くとこうなります。

 

起始:肩甲窩

停止:大結節

肩甲窩の「窩」はへこみ、という意味です。

大結節は重要なポイントで、他に棘上筋、小円筋の停止部にもなっています。起始停止問題、出るとしたらここです。ぜひ覚えておきましょう。

では、今日はこの辺で。

 

[2020/10/07 作成]


■参考資料

※1 新版 からだの地図帳 (地図帳・ナース)

※2 ぜんぶわかる骨の名前としくみ事典

※3 ぜんぶわかる筋肉の名前としくみ事典

※4 MSDマニュアル


■アロマウェブのデジタル問題集
今日の問題はデジ問に収録しました。

 

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