何か手に入れる時、
長年、欲していたもの、待ち焦がれたもの。
苦労に苦労を積み重ねて、ようやく手にしたもの…って
手に入ったら、すごーく嬉しいですし
それは、もう大切にすると思うんです。
だからこそ、お別れする時とか…
手放すことがデキずに、執着しちゃうこともあると思うんです。
なので、執着とは「執着」が湧くなりの背景があった証
…と僕は考えます。
だから、安易に手放せばいいじゃん…とは言えない。
言う気にもなりません。
…
経験があります。
特に、離婚と失業の後、しばらくは「手放す」という言葉が大嫌いでした。
キッカケがありました。
「手放せばいいんだよ」…という、求めもしないアドバイスです。
聞いたとき…烈火のごとく怒りが湧いて、
それはもう殺意といっても差し支えないくらいヤバいものでした。
感情まかせに暴れそうになりました。
それを、我慢して、我慢して、我慢して
相手に手を出すのではなく、自分の感情をねじ伏せ、ついには押し殺したのです。
そして、いつまでも、いつまでも、
まるで、心にヒビが入ったような後味の悪さが残りました。
それ以降、その言葉を聞くだけで、虫唾が走るようになったものです。
…そんな過去がありますが…、今は大丈夫です。
「執着」「手放す」というキーワードで、投稿してるのが何よりの証拠。
何となく、ツラツラと書いていたら、気持ちを整理するチャンスと感じました。
意欲が高まります。
気持ちが落ち着いて、過去と向き合える。
…そして、思います…。
どうやら、「執着」には、取り扱いのコツがあるようなんです。
文章を書いては消し、書いては消しを、繰り返しました。
うまく書けません。
なので、やり方を変えます。
コツのようなものを箇条書きしてみます。
難しく考えずに湧いたものを、どんどん書いてみます。
何より、その方が楽に感じます。
- 心の底から望むことを知ること
- 大切だと思う事が、実は手段だったと気づくこと。
- 手段は複数あると気づくこと。
- 苦楽は、捉え方次第であること。
- プロセスを楽しむ癖を身に付けること。
- 集中投資しすぎない、手段を分散しておくこと。
- 感情と欲望は、自分をアホにすると気づくこと(笑)
- お腹が空いたり、疲れが溜まると、怒りやすいと気づくこと。
- チャレンジは、失敗の取り返しのきく範囲で積み上げること。
- 失敗こそ、成長ネタ、笑いネタのチャンスと気づくこと。
- 他者より自分を変える方が確実であること。
- 思うようにならないことが、むしろ当たり前。
- 他者や自分への期待値を上げる癖に気づくこと。
- 基準を上げるより、下げることがキモであること。
- 周囲の評価を、自分の評価と混同しないこと。
- 環境次第で、評価は簡単に変わると気づくこと。
- 自分の機嫌は、自分で取れると気づくこと。
- 自分の感情に責任をもつこと。
- 感情も、自分で選ぶという主体性をもつこと。
- 押してダメなら、引いてみること。
※きりが無いのでココまで
…そして、書いた言葉を観察しましす。
思いつくまま書いたので、執着とは関係ないのでは?
…と感じるモノもありますが、いいんですコレで。
※別のどこかで役立ちます。
いずれも、実際に使ってる考え方なのですから。
そして、これらの箇条書きを、ひと言で表現してみました。
出たのが次の言葉
↓↓↓
柔軟な考え方が、執着を手放す
↑↑↑
…ということかな。うーん、しっくり60%
他の表現を考えてみます。
これはどうでしょうか?
↓↓↓
執着が育ちにくい考え方や行動
↑↑↑
しっくり80%になりました。
執着が強まる、言動がある気がしてなりません。
過去のぼくは、無自覚に、執着を育てたようにも思うのです。
知らないというか、無自覚なので、
これでは…しゃーないよ…と、自分を許せる気持ちにもなりました。
※環境の影響もあるでしょう。
続けて、静かに考えます。すると…次の言葉が出ました。
↓↓↓
依存する心が執着を育てる
↑↑↑
どこかで聞いたような言葉ですが、
実際、コレだよね。。。
腑に落ちます。
家庭では良いパパ
仕事もバリバリこなす男…カッコイイ男でありたかった。
自分に自信なんて、まるで無くて。
努力して勉強するほどに、己の無知を思い知らされました。
上には上がいて。
自分をいつまでも認められませんでした。
そういう状態のところへ、離婚と失業が重なった。
そして、自分を「甲斐性なしのダメ男」って…感じちゃったんだよね。
肩書など、何もない自分を、まるで無価値の自分と感じてしまった。
そもそも、離婚も、失業も、だれも咎めてないのに。。。
そんな失意のどん底になってたところに
「手放せ」とか言われて…それを認めたら
ますますダメ男ってことになっちゃうもの。
そりゃ怒りも湧くわ。うん。
まぁ、激しい怒りが湧くくらい、頑張ってた証でもある。
うん、頑張ってた。
…もう十分かな。
しっくり、より心の整理が進みました。
最後に…この手の投稿を、わざわざブログで公開する意図を書きます。
100%、誰かのために…とは言いません。
自分語りの、自分のための投稿が6割です。
半分以上は、自分のため……とはいえ
…それだけではありません。
離婚したり、仕事を失った辛さは、二度と忘れられない記憶になりました。
相当、辛いはず。。。
だからこそ、そんな人の、心の支えになったら嬉しい…との思いもあります。
失敗を軽く感じるには、
同じ失敗を経験をした人の言葉が、何よりもの救いになる。
と思うのです。
…
少し成長した僕は、こう思うのです。
感情と欲望は…人間をアホにする…間違いありません(笑)
わざわざ難易度を上げて、人生ゲームをしてるようなものです。
そして、それが人間臭くていい。
失敗も、執着も…あったらあったで人間味があって、ぼくは好きだな。
残りの人生。
コレから、どう感じて生きたいですか?
猪の肉を使った、どんぶり飯と、担々麵でした。
千葉県内のツーリングも楽しんでます。