トローリングでサクラマス | ameno-koyaneの釣れたらいいな?

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ソルト・フレッシュウォーターでの釣行記とそれにまつわる様々な日記です。

2023年5月16日・17日 今日は群馬県の利根川最上流にある矢木沢ダムで出来た奥利根湖でサクラマスのトローリング、毎年4月末の解禁に合わせて来ていましたが今年は都合がつかずこの時期に。

矢木沢ダムへ続く林道のゲートはは午前6時に開きます、それまでは朝ご飯を食べたりボートのセッティングをして待機。今日は友人S君のボートに乗せてもらいます、奥利根湖にはレンタルボートも無くオカッパリも禁止されていますので釣りをするにはボートを持ち込むしかありません。

スロープ入口のゲートで湖面利用の手続きを済ませて湖上へ、今日は私達以外はほんの数艇で湖はほぼ貸し切り。凪に微風の良い天気に恵まれました、気温もそれほど寒くはありません。

トローリングロッドをセットしてスタートします、ボートの左右に1本づつの2本竿。スプーンとトローリング用ミノーを鉛を含み水に沈むレッドコアラインに結んで流して行きます。リーダーは20mにレッドコアラインを10ヤードから100ヤード出します、ちなみの10ヤードで9.1mで100ヤード出すと20m潜るイメージ。ラインを最大出すとルアーは船の120m後方、なかなかイメージするのも難しいです。

いつもながらこの景色に癒されます、例年に比べて残雪は少ない感じ。新緑と遠くに見える山々、綺麗な空気と湖水にしばし見とれます。

GPS搭載の魚探を頼りに船を進めます、水温は12℃前後。船は時速3kmをキープ、水面に出来る潮目や落ち葉などで出来るゴミの流にも目を配ります。

釣りはじめて4時間後やっとリールのドラグが唸りました、水深は多分12m位で釣れたのはハンドメイドのオリジナルスプーン。

アタリは意外と普通でしたがなぜかなかなか上がって来ません、走られたらエンジンを使って魚を追いかけます。30分程のやりとりでやっと上がって来たのはヒレピンのサクラマス、計測しましたが60cmに僅かにとどかない58cm。これまでに見たことの無いサイズのサクラマスにシビレます、この日を夢見てました。

上陸出来るワンドを見つけて昼休み、しばし余韻に浸ります。その後は何も起こらず午後は残念なノーバイト・ノーフィッシュ、でも出来過ぎの満足な一日になりました。ボートをかたしてスロープを管理している漁協のおじさんに魚を見せに行ったら今シーズン暫定1位を頂けました、解禁からまだ1ヶ月もたっていませんが・・・

矢木沢ダムから山を下りて麓の水上温泉へ、温泉街の路地にひっそりとある冷凍餃子の無人販売の元祖になった食堂で晩御飯。餃子で祝杯をあげます、今晩は車中泊です。

昨日とは違い2日目はボートがいっぱい、スロープ前にはランチング待ちの長い列が出来ました。

昨日の経験を参考に流し始めますが何も起きません、狙う水深を変えたりポイントを変えますが魚からの反応はなし。こうなると何もする事がありません、スマホをいじりたくても湖は圏外です。

少し早めのお昼休憩で上陸、ついでに山に入り山菜を探します。

ここでの収穫はフキノトウにコシアブラとタラの芽、この山菜採りも今回の目的の一つ。

朝7時から夕方4時まで出来る事は全てやりましたが今日は完全試合達成、ノーバイト・ノーフィッシュでした。

2日間での釣果はサクラマス1匹、でも夢のような58cmに出逢えました。大自然に癒され美味しい山菜のお土産も出来ました、もう少し水温が上がったら今度はキャスティングでのイワナ・ヤマメゲームも楽しみます。さらには沢登りにワカサギ釣りといろいろやりたい事いっぱい、次回の釣行が楽しみです。