軍事的脅威である中国と、日米安保の「発展的な解消」と、香港の独立 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 選挙が行われる度に、町中至る所にほんわかとしたポスターを張り巡らすことは、明らかに、古い時代の遺物であると、僕は思っておりますが、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射すれば、いくつもの国境を、あっという間に越えていく、そんな時代に、たった二国間の軍事同盟(bilateral military alliance)だけで事が足りるはずはなく、二国間の軍事同盟も、明らかに、古い時代の遺物であると、僕は思っています。

 

 3年前の参院選の前には、その選挙の候補者の一人として、政治の各分野についての考えを、有権者の皆様に詳しくお伝えするために、ウェブサイトを開設していて(今は、閉じたままです)、そのウェブサイトで、日米安全保障条約の発展的な解消について、書かせていただいておりました。

日米安保という二国間の軍事同盟に関する条約を破棄、解約し、即時切れ目なく、多国間の(multilateral)軍事同盟に関する条約を発効させる。今、「発展的な解消」と書きましたが、それは、そのような意味です。

 

 今は閉じているそのウェブサイトでは、より具体的に、今は台湾と呼ばれることの多い中華民国(Republic of China)の国家としての再承認、その中華民国との国交回復、そして、北から日本、韓国、中華民国、フィリピンと米国の5か国による軍事同盟(東アジア版NATOのようなものと思っていただいて構いません)に関する条約の発効を、同日同時に行うべきと、述べさせていただいておりましたが、今もその考えに変わりはありません。

強いて書き加えるならば、「1997年7月1日に香港が中国に返還(handover)されること、そして、返還後の50年間、つまり、2047年までは一国二制度が維持されること」などを取り決めた英中間の文書が、条約ではなく共同声明(Joint Declaration)であることなどを根拠とする「香港独立」に対する支持と、「独立後の香港の上記、東アジア版NATOへの加盟」に対する支持を、書き加えたいところです。

 

 中国と北朝鮮に、普通選挙を実施させ、実質的な独裁を終わらせるよう外交努力を続けながら、一方で、抜かりなく、国防(national defense)の体制を整えることが肝要であると、僕は確信しています。

 

日本人不離棄有困難的朋友。

 

 

神奈川県横須賀市にて

佐藤 政則

 

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