本日(7月2日)の午後から、選挙運動を再開させていただきます | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 政治の世界には、「政治家は、人前で泣いてはならない」という言葉があるのですが、もし、この言葉がなければ、ほとんど泣くところでした。

 僕は、公職選挙法政治資金規正法の条文構成、全条文の題名を見て、読み込むべき条文を拾い上げ、丹念に読み込んだ積もりでいたのですが、公選法144条の題名は「ポスターの数」となっており、「僕の陣営は、ポスターは、最大1,300枚しか作らないので、第1項だけ読めばいいや」と思い、144条5項を、読み込んでいませんでした。そもそもは、これが、「必要事項の記載漏れ」をしてしまった主因です。

 選挙の公示前に、公示日に提出する書類を事前に審査する日があり、僕は、その事前審査の日に、ポスターの原版6種類も持参し、「問題がないか、見てもらおう」と思っていましたが、ポスターは事前審査しない、とのことでした。このとき、僕は、「掲示板の枠番号さえ守れば、個人演説会告知をしないポスターの中身に関しては、自由にしていいんだ」と、早合点してしまいました。

 結果、このような事態を招いてしまい、共に戦ってくれている選挙運動員から、不平・不満、そして、非難の言葉を言われると思っていましたが、二十歳そこそこの若者から同年代の者まで、誰一人、不満を言わず、ポスターを貼り付けた場所に、もう一度行って修正を行うという、後ろ向きな作業を、黙々としてくれました。その上、皆、「誰だって、間違うことはあるよ。前に向かって進んでいこう」と言ってくれ、冒頭でご紹介させていただいた言葉がなければ、ほとんど、泣くところでした。

 本日、7月2日の午後より、通常の選挙運動を再開させていただきます。宜しくお願い申し上げます。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則