必死で地図を見て情報を頭に入れていた、あの頃 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 毎日、同じことを繰り返し、全く変化がないように見えても、やはり、万物は流転し、命あるものは、小さな変化を繰り返しながら、命がない状態に向かって不可逆的に、進んでいるのでしょう。4年半前に発生した、自宅アパートが全焼するという出来事によって、手持ちの古い写真は、全て焼失したと思っていましたが、今月の上旬に、兵庫県にある実家に顔を出したときに、物置き部屋を整理していたら、封筒に入ったままの古い写真が出て参りました。

 当ブログは、文字だけの投稿がほとんどで、しかも、硬い言葉が多く並んでいるせいか、全体を一覧すれば、「白いところがあまりなく、黒っぽく」なっていて、味も素っ気もないので、久しぶりに、写真を一枚、アップロードさせていただきます。前述の、封筒に入れたままだった古い写真のうちの一枚です。

 写真の表面には、1988年7月と印字されているようなので、ロナルド・レーガン米国大統領の2期目の最後の年で、当時、副大統領であったパパ・ブッシュ氏が、大統領選に出馬し選挙戦の渦中にあった頃に、米国ハワイ州ホノルル市郡にございますハナウマ湾で、友人に撮ってもらった写真だと思います。

 お金がなくて、髪が切れなかったんだと思いますが、「おい、髪、切ってこい」と言いたくなるような、しまりのない頭髪。身近に、インターネットもなければ携帯電話もなかった時代。ナビなんてものもなかったから、必死で地図を見て情報を頭に入れて、出かけていた時代です。真剣さが違います。

hanauma_bay

 まぁ、日々の変化は小さく些細でも、積み重なれば大きいということを、思い知らされたような気持ちです。お粗末でした。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則