信楽寺(しんぎょうじ)を経て、観音崎戦没船員の碑へ | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。


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皇后陛下御歌

(観音崎戦没船員の碑除幕式 激しき雨の中にとり行はれぬ)

かく濡れて遺族らと祈る
更にさらにひたぬれて
君ら逝き給ひしか

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 先週末、自宅から、おりょうさんの墓がございます信楽寺(しんぎょうじ)の近くを通って京急大津駅まで、だらだらと走り、京急大津駅から浦賀駅までは電車で移動し、そこから、また走って、県立観音崎公園の中にございます戦没船員の碑に行き、手を合わせて参りました。

 昨年の8月10日にも、汗をかきかき走ってそこに行き、そこには天皇陛下の御歌である御製(ぎょせい)の石碑と、皇后陛下の御歌の石碑が建立されていて、拙ブログにて触れさせていただこうと思ったのですが、御歌の文言が完全には思い出せず、また、インターネット上で探しても、そのときは見付け出すことができなかったので、触れさせていただくことを断念いたしました。
なので、今回は、カメラ内蔵のタブレットであるiPod touch持参で訪れました。が、自宅に戻りインターネット上で探したら、上掲の、公益財団法人日本殉職船員顕彰会のウェブサイトが見付かりました。

 冒頭にて掲載させていただきました御歌は、皇后陛下が、昭和46年5月6日に執り行われました戦没船員の碑除幕式及び追悼式に、当時、皇太子妃殿下として、今上陛下と共にご臨席され、お詠みになられたものだそうです。
お詠みになられました順に従い、先に、皇后陛下の御歌を掲載させていただきました。次に掲げます御歌が、今上陛下が、平成4年1月20日に執り行われました追悼式に、皇后陛下と共にご臨席され、お詠みになられた御製です。


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御製

(戦没船員の碑)

戦日(いくさび)に逝きし船人を
悼む碑の彼方に見ゆる
海平らけし

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 ひと雨毎に春の足音が近づいてくるような、今日この頃の三浦半島。春のお出掛け先をお探しの方は、三浦半島の東端、横須賀の観音崎に、是非、お越しください。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則