『もろともに我をも具して散りね花
うき世をいとふ心ある身ぞ』 西行(さいぎょう)
拙訳
(桜の)花よ、それほど潔く散り行くのなら、私を従え散ってくれまいか、うき世をはかなむこの私を
二月、如月(きさらぎ)。太平洋に面する、こちら横須賀でも、それなりに寒い日が続いていますが、花の便りも、ちらほら。今上陛下のご生誕(昭和8年12月23日)をお祝いするために、700本の梅が植樹され、その後、公園として整備された梅林「田浦梅の里」(JRの田浦駅から徒歩25分)では、2月7日から3月15日までが「田浦梅林まつり」の期間で、梅が見頃を迎えます。開花状況などは、上記のリンク先にて、確認してください。
2月7日の1週間後、2月14日から3月15日までは、濃いめのピンク色が特徴である河津桜が楽しめます「三浦海岸桜まつり」の期間です。京急の三浦海岸駅から、三崎口駅方向に、線路に沿って10分ほど歩いていただくと、現地に到着します。その辺りから、道路沿い、京急沿いに、河津桜が植えられていますので、開花していれば、ピンク色の桜と赤色の電車を、同時に見られます。電車のほうは、たまに青色だったり、まれに黄色だったりするようです。
春の訪れをお探しの方は、是非、三浦半島にも、お越しください。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則