元日、姫路に居りましたので、「間もなく、大天守保存修理を終え、3月27日に天守閣への登閣が再開される姫路城の周囲を走り、走り初めをしよう」と思っていたのですが、ばたばたと忙しく、天候も安定しなかったため、あえなく、断念。一昨日、ようやく、こちら横須賀の東京湾沿いを走り、走り初めとなりました。
特に、昨年1月10日以降、休みの日に天候と体調が悪くなく、別段の用事などなければ、三浦半島の海岸沿いを、東京湾側、相模湾側、浦賀水道側を問わず、走るようにしています。風が強くなければ、小雨の中、傘を差しつつ走ることもあります。
なぜ、そうまでして、走るのか。どこに向かって走っているのか。2011年の春の大震災、そして、その年の秋の自宅アパート火災(全焼)などなど。思うところあって、心の中で、"Get back to the basics."と唱え、原点回帰を心掛けています。財政、外交、国防、教育などの、政治の各分野においてもそうですが、物事を徒(いたず)らに複雑にすることは、問題の解決を、確実に、より困難にしますし、また、物事を徒らに複雑にすること自体が、新たな問題を惹起します。
自らの足で走り移動できるということが、どれほど、有り難いことか。そして、体を動かし、五感から得た情報を、自らの頭で処理し考えるということが、どれほど、大切なことか。
なぜ、走るのか。どこに向かって走っているのか。普段は、日本語と英語のちゃんぽんをしないよう心掛けているのですが、今回は、ご容赦ください。"I'm just running for summer of 2016." 今は、そのように思っています。また、インターネット上のブログで文章を公開するだけでなく、今年は、町に出てみよう(I'm taking to the streets.)、そのようにも思っています。もし、日本のどこかで、小生を見かけられた際は、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則