持ち場をしっかり守る多くの国民に感謝する気持ちの発露 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 私は、今は一人暮らしをしているので、お米は、大抵、2合ずつ炊いている。炊いていると言っても、実際に頑張って炊いているのは私ではなく、京阪本線沿線に本社があるタイガー魔法瓶株式会社の炊飯器であり、私は、その炊飯器を、操作ボタンを押して操作しているだけである。

 最近は、宮城県産の無洗米を食べている。昔は、お米を少ない量で炊くと、どうしても、水っぽくなりがちだったが、炊飯器製造会社の人の努力の結果だろう、今は、そんなことはない。お米を研がず、ポンとボタンを押すだけで、おいしいお米が炊ける。感謝せずには居れないことである。

 11月は、国民の祝日が2つある。11月3日の文化の日は、元々、明治節と呼ばれる祝日で、明治天皇の誕生日である。祝日の名称こそ変わったが、今も今後も、明治天皇の誕生日であることには、変わりない。
昨日の11月23日は、勤労感謝の日だが、そもそも、新嘗祭(にいなめさい)の日であり、昨夜から本日未明にかけ、天皇陛下が臨まれ、新嘗祭が執り行われたことが、報道されている。

 余談だが、前々回の投稿で、感謝祭の日(Thanksgiving Day)の前日に、米国のオバマ大統領が、七面鳥に恩赦を与える恒例行事を行ったことに関する、ホワイトハウスのウェブサイトページへのリンクを、貼らせていただいた。
新嘗祭と比較すれば、日米両国のお国柄の違いを、感じていただけると思ったので、また、リンク先にあるユーチューブ動画を見ると、オバマ氏の横にいた長女マリアさんが、あまりに「パパは、いつも話が長いのよ」と言いたげだったので、リンクを貼らせていただいた。

 この国において、自由と安全が、かなりの程度、保障されているのは、天皇陛下おひとりのお気持ちだけによるのではなく、生産、流通、販売、行政、国防、その他、様々な分野で、この国の国民ひとりひとりが、持ち場持ち場をしっかり守っているからである。
天皇陛下を敬うというのは、そういうこの国の有り様に、言い換えれば、国民ひとりひとりが持ち場持ち場をしっかり守っていることに、感謝する気持ちの発露である。今上陛下おひとりを、個人崇拝している訳では、決してない。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則