自衛隊観艦式。そして、railwayを鉄の道と訳した先人 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

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 今朝のJR横須賀駅は、いつになく、人が集まっておりました。JR横須賀駅の駅舎の外壁に沿って掲げられている説明板の中で、鉄道唱歌の第10番が引用されています。

鉄道唱歌 第10番
♫汽車より逗子(ずし)をながめつつ はや横須賀に着きにけり
 見よやドックに集まりし わが軍艦の壮大を


 本日は、3年に1度、開催される自衛隊観艦式の日。今、正に、インターネット上で、ライブ配信も行われています(14時15分まで)
「♫汽笛一声(いっせい)新橋を」で始まる鉄道唱歌の第5番は、

鉄道唱歌 第5番
♫鶴見神奈川あとにして ゆけば横浜ステーション
 湊を見れば百舟(ももふね)の 煙は空をこがすまで


 本日、10月14日は、新橋と横浜の間に、日本初の鉄道が開通してから140周年の日。軌道という訳語もあるが、明治の先人は、railwayという語を、「鉄の道、鉄道」と訳した。

 鉄道という訳語に、この国の近代化、発展に情熱を注いだ明治の先人の豊かな感性を感じるのは、私だけだろうか。この国を守る自衛隊と、人々の思いも運び続ける鉄道に、今一度、思いを馳せたい。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則