赤字国債の残高を0円にするための、28か年計画 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

・名目GDP、500兆円
・一般会計税収、80兆円
・一般会計税収の対名目GDP比、16%
新規発行時、赤字国債だった国債()の償還費と利払費、20兆円
・新規発行時、赤字国債だった国債の平均金利、1.5%


()発行根拠法の違いによって、建設国債、赤字国債、借換国債と、区分されるが、発行の現場では、何の区別もなく、単に日本国債として発行されるので、回りくどい表現になりました。


 今後一切、赤字国債を発行せず、上記の数値を維持し続ければ、現在、約450兆円である赤字国債の残高は、28年後に、0円になる。

 冒頭の数値、特に、一般会計税収の数値や、「今後一切、赤字国債を発行しなければ」という条件をご覧になって、ほとんどの方が、現実味が乏しいと感じられているかもしれない。が、私は、実現可能な数値のみを書かせていただいたと、思っている。

 もちろん、「少なくとも十年後の世界を目標に描いて、創造の努力を払い、過去及び現在の制度機構の中から健全なるものを生かし、古き無用なるものを除き、社会的欠陥を是正することに勇敢」自民党立党宣言より、借用)でなければ、実現不可能な数値だ。

 8000億円分の金融資産が、一人(とその一族)の手の中にあるよりも、7万人がそれぞれ、1000万円分の金融資産を持ち、一人(とその一族)が、1000億円分の金融資産を持つように、するべきではないか。
短く言えば、中流層を可能な限り増やし、中流層の底上げをすべきだと、私は考えている。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則