雑記。法人税率、政党政治、公的老齢年金、滅私奉公など | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 あえて、詳しい説明を端折って、申し上げるなら、必要以上に内部留保を積み増させないために、つまり、利益を、もっと自然人に還元させるために、法人税率は、今以上に高くすべきだと、私は考えている。

 あえて、詳しい説明を端折って、申し上げるなら、戦前においては、陸軍省と海軍省の官僚に政策決定の主導権を握られ、現在においては、財務省の官僚に政策決定の主導権を握られ、選挙で多くの支持を得た政党が政策決定の主導権を握るという政治のあり方、政党政治が、未だ日本では成熟していないと、私は考えている。「今ある政党がダメだから新党だ、〇〇の会だ」というのは、安易すぎないか。小党乱立は、官僚の望むところである。

 あえて、詳しい説明を端折って、申し上げるなら、国民年金と厚生年金においては、保険料という名目で、公務員と私立学校職員の共済組合においては、掛金という名目で、構成員がお金を支払っているが、老齢の年金が、保険の給付金であることは、おかしいと、私は考えている。生きて65歳になり、その後も生き続けること自体は、保険事故ではない。保険とは、偶然に発生する事故(=保険事故に備えるものである。

 こういう類いのことを書き連ねていけば、きりがない。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ(前3文は、「草枕」からの引用)。漱石先生の言葉を拝借すれば、そんな感じである。
滅私奉公も、則天去私の一つの有り様ではなかろうか。一歩前に出て奉公すべきか、思案しているところです。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則