時期尚早ですが、第1日目を振り返ってみました | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 危機のさなか、そして、ご遺体の収集が進まない中、地震発生日の出来事を振り返るのは、早過ぎるが、お許しをいただきたい。

 3月1日から3月5日にかけて、283名の国会議員に対して、「国会議員の刑法193条違反に関し、国会議員3名を告発する」旨を、インターネットを通じて、予告をさせていただいた。なので、それ以降、この予告に対する私宛の返信に、即応するために、外出時は常に、ノートパソコンを持ち出していた。

 3月11日の16時過ぎに、外出先で、インターネットに接続したら、1時間半ほど前に、東北地方太平洋側で、大地震が発生したことを、伝えていた。「車が、数十台流されている」という文言に接し、未曾有の大津波が発生していると、判断した。16時34分に、関東の友人のパソコンにメールを送った。

 その日の夜は、たまたま、ある会合に出席することになっており、結局、出席し、21時過ぎに、会合が終わった。その場で、神奈川県の友人の携帯電話に掛けてみたが、通じない。相模トラフを震源とする関東地震も起きたのではないかと、思った。何度も掛けると、ようやく繋がり、「今まで経験したことがないくらい長時間、揺れ続けた。停電しているが、怪我はない」とのことだった。

 「女川は大丈夫?、女川の情報は、入ってる?」と、私は、訊いた。「停電していて、情報があまりないが、女川は、大丈夫だと思う」という返事が返ってきた。

 単なる素人判断だが、静岡県の浜岡原発の次に、危険性が高い原発は、女川原発だと、ずっと私は思っている。以前、このブログで、原発テロの懸念に言及した。911以降、万が一にも、テロ集団が日本を襲うなら、浜岡原発への航空機突入が、選択肢のうちの一つになると、私は考えている。浜岡原発周辺の上空は、羽田伊丹便、羽田福岡便など、多くの航空機が、毎日飛んでいる。静岡上空でハイジャックされた、浜岡突入をもくろむ航空機を撃墜するために、小牧からなのか厚木からなのかは知らないが、空自の戦闘機がスクランブル発進して、果たして、間に合うのか。

 話がそれてしまった。女川が、とりあえず大丈夫そうなので、少し安心したが、急いで帰宅し、情報収集をすると、福島第一が危ないと、報道されている。神奈川が停電しているとのことなので、マスコミ情報をコピペして、22時52分、神奈川の友人の携帯電話に、マスコミ情報を送信した。

 DAY 37。本日は、まだ、あの日から第37日目である。石油の塊のような化学繊維でできたスーツやネクタイやドレスシャツで、かっこ良く身を包み、政務を執行する長の気持ちが、私は理解できない。


神奈川県にて
佐藤 政則