収入と支出が合わない資金計画は、予算ではない | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

1. 「収入45万円、支出90万円。差額はこの予算を執行しながら、なんとかします」、そういう、収入と支出が合わないずさんな資金計画は、果たして、公金の予算なのか。

2. 本来、財政法4条1項により、赤字国債の歳入を以て歳出の財源とすることは禁止されているので、赤字国債の歳入を以て歳出の財源とすることは違法である。現在、全ての野党は、その違法性を取り除くための公債特例法という"借金の免許証"を、民主党政権に与えないよう、公債特例法案に反対している。
"借金の免許証"を民主党に与えない理由は、民主党に、1億3千万人近くの国民が乗り合っている日本国という大きな車を運転するための"運転の免許証"を持つ資質さえ、無いからである。
資質がある者が運転席に座らない限り、"借金の免許証"は、与えられない。"借金の免許証"が与えられなければ、「収入45万円、支出45万円」の生活を、余儀なくされる。

 上記の2点、連日のように申し上げて、大変申し訳ない。しかし、この国の与党国会議員の多くの方、特に菅直人氏に、未だご理解をしていただけていないので、ご理解をいただくまで、続けて申し上げる。

 資質がない者が、「どんな嵐が来ても頑張る」と意気込んでも、混乱が増すばかりである。当のご本人も、おつらいだけである。場合によっては、精神が参ってしまう。だから、ご自愛くださいと申し上げている。当てこすりを申し上げているのではない。私も、かつて、精神がぼろぼろになって参ってしまったことがある身なので、ご自愛くださいと、申し上げている。

 「お願いします」と申し上げて、ご理解をいただけないのなら、悲しいことであるけれど、私は、東京地方検察庁に伺う。刑法193条に違反した者がいることを、申告するためである。全ての国会議員を代表する者として私が選んだ3名を、告訴告発をするためである。
検察庁の方にお渡しする書類は、できている。A4サイズ1枚にまとめた。充分、検察官にご理解していただける文章であると、思っている。