現役一流スポーツ選手のCM出演 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 おはようございます。ここのところ、税制、財政、国防、社会保障、憲法などなど、硬~い話ばかり続いているので、きょうは、ちょっとは柔らかいことも、書いてみます。

 小さなことが気になってしまう性格なのか、毎日、気になることが、たくさんあります。いつの頃からか、現役の一流スポーツ選手が、やたらとテレビコマーシャルに登場して、笑顔を振りまくようになった。そういう広告は、昔は、もっと数が少なかったように思う。

 実入りのいい現役の一流スポーツ選手がコマーシャルに出演して、さらに大金を稼ぐ。人柄が良いから、コマーシャル出演の依頼が来る。人柄がいい人は、他人の依頼を無下に断ることができない。そういうこともあると、思う。

 でも、何か釈然としない。スポーツの世界で、功成り名を遂げた人が、ちょこっと笑顔を振りまいてタレント業をこなし、大金を稼ぐ。タレント業で、功成り名を遂げようとがんばっている人は、ごまんといる。もちろん、契約自由の世の中である。

 契約自由の世の中だからこそ、功成り名を遂げた人は、譲り合ったり住み分けたりという気持ちを持って欲しい。そんなことを感じたのは、若いゴルファーの活躍ぶりを見てのことである。Noblesse obligeという言葉がある。それと同じような意味の日本語の単語を探したが、見つからない。

 若い人に伝えていくべきことが、伝わっていない。若いゴルファーに、非は全くない。伝える側に問題がある。こういう世の中だけれども、若い人達は、がんばって欲しい。