時折吹く「極楽のあまり風」が心地よかったけれど。
氷を入れたお水が、まさしく「甘露」と美味しかったけれど。
71年前の今日も。
暑かったんだろうな。
熱風は「極楽のあまり風」どころでなく。
傷ついた身体を癒してくれるはずの水は毒となり。

命を落とし、傷ついた全ての命のために。
幸せになるために生まれてきたはずの全ての命のために。
いかなる生物生類であっても、怯えているものでも強剛なものでも、悉く、長いものでも、大きいものでも、中ぐらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、
目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでもすでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。
スッタニパータ -慈しみ-より
ヒトの一人として。
あなたたちに謝るの。
ごめんね。