昨日は京都。
お稽古ハシゴの日。
まずは仕舞(と、お謡)から。
えへへ。
最近忙しかったので、まったく自宅稽古出来ておらず・・・。
(忙しさは継続中)
でも先生は優しいのでお怒りにはならない。
「では、とりあえず次に進みましょう」
と、新しいパート(って言っていいのかしら?)を教えてくださる。
う~~~ん。
次回までにちゃんとお稽古しなくては・・・(汗)。
お稽古の合間に先日の観能の感想なぞお話しする。
『弱法師』は先日書いたとおり。
他に『海人』とお狂言の『呂蓮』。
「『呂蓮』、面白かったです」
「あの奥さん、ヒス持ちですね(笑)」
などと話しながらも、
(ん?ヒス持ち??? あ、思い当たるわ)
などと何気に冷や汗モノだったり・・・。
『海人』はよく分からなかった。
あらすじはいつものごとくウィキペディアぺったんこ → ★
房前大臣の子方ちゃん、可愛い。
「玉の段」はとても迫力があって素晴らしかった。
お衣裳の色のせいだろうか。
海の底にいるような気がした。
後シテの龍女の美しさに釘付けになる。
(な、な、なんて美人なんだ~~~~っ!!!)
なんだけど・・・。
物語的にはあまりよく理解できなかった。
いや、こういう「物語」に理屈を持ち込んではいけないことは分かってるんだけど・・・。
なぜ淡海公はすぐに宝珠を龍宮から取り返す算段をしなかったのであろう?
海人(海女)と契ってるような暇があったらさっさとどうにかすればよかったのに。
(お前さん、いったい志度の浦に何しに来たのさ?)
(光源氏といい淡海公といい、昔の人は悠長だな)
海女も海女だよ。
淡海公が房前を世継ぎにしてくれたからいいようなものの、なんで都から来たばかりの気心の知れない男なんかに身を任せることが出来るんだろう?
下手したら未婚の母となって母子共々路頭に迷うことになるかもしれないのに。
私だったら一生の保障になるような金銀財宝(恩賞)を貰う約束をして、龍宮に宝珠を取り返しに行っただろうな。
金銀財宝、うへへへへ♪
などなど・・・。
う~~~~む・・・。
とにかく「?」がいっぱいの物語でした。
お舞台は美しかったし、玉の段のお囃子もリズミカルで楽しかったけど。
と、いうような感想を先生にお伝えした。
先生は・・・。
いつもどおり「顔にタテ線」だったような気がする。
す、すみません・・・。
これが私の限界です。
『弱法師』は泣いた。
『呂蓮』は笑った。
でも『海人』は・・・。
よく分かりませんでした。
はい。
とりあえず『高砂』と『泰山府君』がんばります。
※房前。
そういえば昔覚えたような気がする。
山川の教科書。
ふささき、うまかい、まろ、むちまろ。
北家、南家、京家、式家。
どれがどれやら何が何やら覚えていません、今は(苦笑)。
言葉のみの記憶。
学校教育、意味なし(←なーご限定)。