※予めお断りしておきますが、このカテゴリ、かなり恥ずかしいです。
お読みになって「悪寒」「発熱」「吐き気」を感じても当方一切責任を負いかねますのであしからず。
はい、はい。
新しいカテゴリ、作りましたぞ♪
その名も、
『脳内乙女』
ジャ~~~~~ン!!!
まぁね。
今じゃすっかりオバサンなんだかオヤジなんだかよく分からん生物になり果てましたが(笑)、私だって若いころはそれなりに「乙女」でございましたよ。
乙女チック☆リリカル少女漫画、大好きだったもん(笑)。
最近、「富塚真弓(さん)」で検索かけてくださる数が結構ありましてな・・・。
そういえば去年の今ごろ、
「昔の少女漫画についても記事を書けたらなぁ」
なんてことを書いた記憶がよみがえり・・・。
で、このカテゴリを作ってみた、というわけ。
まぁ、飽きっぽくて自分の言葉にイマイチ責任感の薄い怠け猫なので、いつまで続くかは分かりませんが、ひとつゆるゆるとおつきあいのほど・・・。
さて。
富塚真弓さん。
実は手元には『恋は何色イチョウ色・冬は何色ココア色』と『トマト館のスズメたち』しか残っておらんのです。
まぁ、夢中になって読んだのはやっぱり『恋は何色イチョウ色』だったね・・・。
イチョウ色、ココア色に続いて『風は何色ポエム色』っていう作品もあったんだけど、失くしてしまいました・・・(残念)。
はい。
こちらが『恋は何色イチョウ色・冬は何色ココア色』です。
いやあ!!
昭和ですな♪
乙女チックですな♪
いいな~、いいな~♪♪♪
主人公・「チィ」こと中原千絵ちゃんと「小太郎くん」こと室瀬小太郎くんの初恋物語でございます。
チィちゃんはオチビさん。
小太郎くんは学校一のノッポくん。
こんな感じで身長差は40cmぐらいあるんでしょうかね??
少女漫画には多い設定ですよね、凸凹カップルって。
そういえば少年マンガでは『月とスッポン』とか『The かぼちゃワイン』とかって女の子が大きくて男の子が小さい設定のマンガがあったと記憶しておりますが、男の子にとって「大きな女の子」というのはやはり魅力的なのでしょうか???
ま、どうでもいいけど。
物語はチィちゃんが愛犬「梅丸」を散歩させているシーンから始まります。
雨上がりの公園。
梅丸の突拍子もない行動からチィちゃんは水たまりに転んでしまいます。
それを見ていたのが小太郎くん。
思わず「ブハハハハ!!!」と笑ってしまいます。
チィちゃん、大ショック!!!
だって小太郎くんはあこがれの人だったから。
立ち上がれないチィちゃんに小太郎くんは手を差し伸べ、
「立ちなよ 中原さん」
と声をかけます。
「あ・・・れ?どうしてわたしの名前・・・?」
そう、小太郎くんは隣のクラス。
自分の名前を知っているなんて・・・???
それに答える小太郎くん。
「だって・・・きみ・・・」
「隣のクラスで一番・・・」
「小さい子 でしょ?」
あ、そう。
そういう意味で自分のことを知ってたのね。
ちょっぴりふくれっつらのチィちゃん。
背が小さいというのは彼女のコンプレックスだったから。
でも小太郎くんは本当はこう言いたかった。
「隣のクラスで一番かわいい子」
そう。
小太郎くんもチィちゃんのことが好きだったのです。
チィちゃんの腕をとり立ち上がらせる小太郎くん。
おお!!
いきなりのスキンシップですな。
やるじゃん、小太郎くん。
そしてすかさず、
「大丈夫?家まで送ってこうか?」
う~~~ん、ますますやるじゃん!!!小太郎くん。
チィちゃん、ドッキ~~~~ン!!!!!!
恋愛上手な女の子ならここで、
(やった~~~♪)
と、ちゃっかり家まで送ってもらうものなのでしょうが、チィちゃんは、
「ううん」
「大丈夫! じゃ さよならっ」
と彼の前から慌てて走り去ります。
それを優しいまなざしで見送る小太郎くん。
中原さん・・・
近いうちにかならず言うよ
おれは・・・
きみが・・・・・
ううっ!!!
じれったいですっ!!!
でもこのじれったさがよいのですっ!!!
(あれ?小太郎くん、一人称「おれ」なんだね)
(ま、いいや。イケメンだから許そう)
そして次の日・・・。
つづく。