この秋最初の
急激に気温が下がった日
母はわかりやすく
調子を崩した
デイサービスから心配電話が
何度もあった週でした
金曜日はデイサービスがないので
私が昼過ぎに実家に行き
「おはよう」
「今日は寒いね毛布持ってきたよ」
と言うと反応はあったけど
「何か食べる?トイレ行く?」
と聞くと
「身体が動かないから
今日は寝てる」
「え?トイレどうすんの?」
「だって身体が動かんもん」
何ソレ
寝たままじゃ困るよ
と起こそうとすると
寒くて縮こまって寝てたから
本当に身体が固まってしまっていた
前日まで暑かったので
私も油断していて毛布を準備する
のが遅れてしまっていて
薄い掛け布団で寝ていた
いつもならハイネックのような服
なのにこの日に限って
ポロシャツみたいな襟の服で
前日のデイサービスの鞄に
毛糸のベストを入れてあったが
着ておらず
そりゃ寒かったよねと反省
ちょっと起こそうとするだけで
「痛い痛い痛い
」
と大騒ぎ
それでもトイレに連れてかねばと
なんとか立たせようとするが
膝も腰も全てに力が入らず
立たせられない
これはマズイ
もう動けないなら
小さなかかりつけ病院じゃなく
前に入院しようとしてた病院へ
連絡しようかと
考えながら
母をよく観ると
なんだか少し熱っぽいし
鼻をかんだティッシュがあった
これ…またコロナじゃないよね
熱を計ると37.3度と微熱
かかりつけ病院に
コロナの検査をしてもらえないか
電話した
すると検査は出来るが
混雑してるから
夕方5時頃しか診れないと言われ
たまたまその日は
兄が仕事休みだと知っていたので
召喚した
電話では「え〜」
と言っていたが来てくれた
来たら「何したらいいの?」
と言う兄
病院で診てもらえるまで
まだ時間があったので
息子が塾に行けるように
ご飯とか段取りしてくる間
母の様子を見ててもらい
5時前に私の車に
母を乗せてもらった
いくら小柄で痩せてる母
とはいえ
全く力が入らない人を
私1人で運ぶのは無理だったので
兄がたまたま休みだったのは
本当に運がいいと思いました
診察は車の中になるから
私が行くが
帰った時にまた布団まで
運んでもらわないといけないので
兄には実家で待機してもらった
病院の駐車場から電話して待機
10分くらいでコロナ対策の格好した
看護師さんが来てくれて
検査して
抗原検査なので15分くらいで
結果が出ますと言われ
20分ほど待機
先生と看護師さんがまた車に来て
陰性でした
カロナールを出すけど
まだ明日も熱があったり
調子悪かったら
午前中にまた来て
と言われ
お薬と会計待ちが
めちゃくちゃ長かった
途中兄から
「どんな感じ?まだかかるの?」
と電話があり
「わからないけど
とりあえず検査済んで陰性だったから
もうちょっとかなぁ」
と返事してからも
まだ待たされ
母からも
「まだ待たなあかんの?
いつまで待つの?」
私が聞きたい
病院に電話して
「駐車場で待ってますけど
まだかかりますか?」
と連絡すると
「あとちょっとかかりますけど
大丈夫ですかねぇ」
全然大丈夫じゃない
けどそんな事言えず
「あぁそうですか
わかりました」
それからまだ20分くらい
待たされ
もう1回電話しようかしら
て頃に
「おつり用意するので
どうやって支払いされますか?」
と電話かかってきて
また数分待って
ようやく解放されました
実家に着いて
待ちくたびれた兄に
また母を運んでもらい
「明日も調子悪かったら
午前中に病院連れてきてって
言われたんやけど」
と言ったら
くい気味に
「あー明日は無理やわ」
と言われた
無理やわって休みなんでしょ
私は仕事なんだけど
少し前にコロナ自主的自粛で
迷惑かけてるから
出来れば休みたくない
けど月曜が祝日で
土曜の午前中を逃したら
火曜日まで病院に行けない
でもキッパリ拒否する兄にも
無理は言えない
結局午前中の診察に
間に合わせるように
2時間だけ仕事をして
早退するように段取りしました
つづく