母が倒れていた日の翌日

仕事が終わりすぐに実家へ


この日はリビングでズボンを穿かずに

横になっていた

どうやらトイレまで行ったものの

間に合わず

ズボンとパンツがトイレに脱ぎ捨てて

あり

パンツを穿いた所で力尽きたか

諦めたかしたらしい


ズボンを穿かせようとして

初めて気付いた

ソファに積み上げられた衣類は

夏物と冬物が混在していて

洗濯してある物と

してない物がごちゃごちゃ


更にビックリしたのが

最近会った時にも穿いていたズボン

表地がサラッとしていて

ストレッチが効いてそうなので

動きやすいのかなぁと

思っていたが

なんと冬用の裏起毛でしたガーン


この時に母が冷蔵庫の中も全く管理が

出来てない事がわかり

更にショックを受け

実家にある物全てが信用出来なく

なりましたショボーン


こんな生活ではダメだ!

と思い

ひとまず直ぐに着れそうな

夏物衣類をウチで洗濯する為に

指定ゴミ袋に詰め持ち帰る準備を

して


ゴミ箱にかけられるようなゴミ袋や

使い捨てのビニール手袋

ペーパータオルや

ファブリーズや

ペットボトルに挿せる長い曲がるストロー

タオルや肌着などを

買出しに行き

その時一緒にパンツタイプのオムツも買った


拒否される可能性もあるから

なるべく薄手のお試し枚数のを

買ってみたが

意外にすんなり受け入れてくれました



次の日はデイサービスの日だが

自分で準備をして玄関を開けられる

状況ではないから

休むと連絡してと母から頼まれて

連絡しようと思ったら

逆にデイサービスから電話がかかってきた


「利用者さんにコロナ陽性の方が出たので

今週いっぱいは閉所になりますが

濃厚接触者にはあたらないので

もしも症状が出たら病院で検査

してください」

という内容でした


以前にも2回同じような事があり

その時は保健所からの指導が

厳しかったのか

職員と利用者全員の陰性を確認

しないと再開出来ないので

今すぐ検査させて下さいと

母と連絡がとれないので

私に電話がきて鍵を開けに行き

検査をしたが

2回とも陰性だった

ので今回は検査しなくていいんだな

休み連絡をしようとしてたから

ちょうど良かったぐらいに思い

ました



更に翌日仕事を終えて向かうと

食事もほとんど食べておらず

前日に置いていったペットボトルの

お茶も5センチぐらいしか

減っていなくて

元気がないような感じがしたが

食べさせたり飲ませたり

すれば食べられない訳ではない

ようだし

熱もなく意識はあり

咳や息苦しそうな感じもないし

木曜の午後はかかりつけ医も

近くの病院も休診なので

もう1日様子をみる事にして


この日初めて兄に電話をし

母の現状を説明したが

この日の兄はわりとドライで

まぁ母も歳だしそろそろ

そういう事も…

という反応だったけど

とりあえず仕事休みの日曜に

実家で母、兄、私の3人で

今後の事を話し合おうという

事になった


次の日めちゃくちゃ弱ってたら

どうしようと不安に思い

暗い気持ちで実家に向かうと

前日に比べて元気になっていて

口数も増え食欲もあって

ホッとした


だけど私のいない間に

起き上がってトイレに行く事が

出来ず漏れていたので

沢山吸水できるパンツ型オムツに

変更しました


色んな事を手伝うようになり

あぁ私の今までの子育てや

旦那さんの長期入院からの衛生に

気を付けた生活の経験値は

母の介護をする為だったのかなぁと

思うようになりましたニコニコ


きっと私が独身で子育てや

病気の旦那さんの世話を経験して

いなかったら

今の行動は出来ていなかった

だろうなと思います