前回は「リスト」についてご紹介しました。
今回は式と関数についてご紹介します。
この「クレジットカード利用額確認表」には、いくつかの式と関数が設定されています。
「引落日」の欄には「=EOMONTH(A10,IF(DAY(A10)<=10,0,1))+4」という関数が設定されています。
これは「A10」のセルに利用日が入力されたら引落日を計算して答えを出しなさい、という命令をする関数です。
この関数を設定しておけば、「4月1日に使ったから締め日は4月10日で、その翌月の4日払いだから、口座から引き落とされるのは5月4日かな」ということを毎回考えなくても自動的に計算してくれてラクチンです。
「利用金額」の欄には、上の「引落日」(A2のセル)に入力した日に引き落とされる金額だけを合計する関数(=SUMIF(E:E,A2,C:C))が設定されています。
表示されている全ての金額を合計するのではなく、特定のものだけを合計するところがミソです。
今月は○○円使えます!!の「○○」円のセル(B7)には、「=A5-B5」という式が入力されています。
これは「A5」のセルに入っている値から「B5」のセルに入っている値を引く式です。予算(A5)から利用金額(B5)を引いた金額が答えとして表示されています。
あらかじめ式や関数を設定しておけば、あとは必要な数字を入力するだけで、自動的に計算してくれます。
計算ミスがなくなりますし、計算する数字の範囲を間違えたり
することも減らせます
エクセルの便利なトコロ「式と関数」のご紹介でした
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神田らうんじ
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