>山梨県が進めている構想は、「来訪者数のコントロール・五合目の景観と環境整備・環境に優しい交通システム」を掲げ、1,400億円もの莫大な費用をかけ登山鉄道を建設するという、まるで富士スバルラインを建設した昭和の時代に逆戻りしたかのような計画です。

私たちは、そんな旧態依然の巨額の経費をかける大規模工事をするまでもなく、富士スバルラインを一般の自動車全面通行止めにして、来訪者の車両はすべてふもとの駐車場に停め、電気バスのみを富士山五合目まで走らせることにより、富士山にこれ以上手を入れることなく、富士山を守ることができると考えています。

富士山のふもとに暮らす私たちは、「これ以上富士山を傷つけてほしくない」との思いを強く持ち、富士山を守り次の世代にしっかりと引き継いでいくために、地元の意見に耳を傾けることなく強引に進められている山梨県長崎幸太郎知事による「富士山登山鉄道構想」に断固反対し、計画の白紙撤回を求めます。