こんにちは 助産師のmiya(ラブテリ ジュニア母子栄養スペシャリスト)です
今回は肩書付き笑
最初の1000日
経済教育学の、母子コホート研究において、妊娠して(胎芽)から2歳までの「最初の1000日」に、①十分な栄養
②母親の安定
③コミュニケーション
を与えられた子どもは、そうでない子どもに比べて、発達障害や肥満といった問題のみでなく、将来の健康面や学力や所得にまで差がついてしまうこと
が明らかにされています。
今回は栄養のおはなし
最初の1000日は、産まれてからではないの?
違うのです
妊娠6週から胎芽(たいが)と呼びます
6週から、2歳頃までがとても大切
栄養のことを理解され、実践されてから妊娠されることお勧めします(最近はプレコンセプションケアが重視されていますね)
わたし自身…
当時、体重管理はとても気をつけました
栄養に気をつけていたかと言われると…❓
最初の1000日を知った時、がーん もっと早く知りたかったよー というのが本音
日本女性は痩せ願望があります
標準体重は22と言われますが、22だと重い…っていう認識の方、おられるのでは?
BMI18.5とか19がモデル体型、美容体型とか…
でも、痩せの方が、肥満よりも糖尿病や脳卒中のリスクが高いという見解もあり
肥満は健康に良くないという認識はありますが、痩せすぎているのも健康ではないのです
そんな日本人女性、妊娠中に体重を増やさないように気を付けていた結果
生まれる赤ちゃんの体重が減少しました
少し前までは、「小さく生んで大きく育てる」が良いことのように言われていましたが
赤ちゃんが小さく生まれることでのリスクはとても大きい
小さく生まれた子は、小児肥満や生活習慣病のリスクが上がります
空腹時血糖値が高い
2型糖尿病のリスクが高くなる
胎内での栄養不足からの、出生後エネルギーと蛋白質の摂取過多が原因です
赤ちゃんの出生時体重は、できることなら3kgは欲しい(正期産…10ヶ月でのお産)
そのためには、お母さんがきちんと食事からエネルギーを摂り、体重を増やすことは大切です(増えすぎも良くないです)
痩せの女性は、妊娠中に体重を増やしても、赤ちゃんの体重は増えにくい
将来、子どもを授かりたいと考えているあなた
まずは自分が健康に…
美しさは健康と共にあります
必要な栄養を摂ると、身体も心も満たされる
食の知識は、生活に直結する
栄養のリテラシーを上げる
健康な身体を手に入れて、より幸せに
自ずと家族も健康で幸せに