小林ゆう初単独公演「大人の入学式」~一夜限りの60分~ 2024年4月28日 | 続アメマのおとしもの

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吉本新喜劇の小林ゆうちゃんが、なんと初単独公演でしかも一人芝居をやるそうな。新人だと思っていたゆうちゃんも入団7年が経ちました。どんな舞台を見せてくれるのか楽しみです。

 

 

 

吉本新喜劇セカンドシアター 4月28日19時30分開演、B列で観劇。

ほぼ満席。

●小林ゆう初単独公演「大人の入学式」~一夜限りの60分~ 作・演出 久馬歩(ザ・プラン9)

 

【舞台】

とあるバーのカウンター。

 

【内容】

オープニングはゆうちゃんの子供の頃からバレエ、新喜劇入団当初の映像が流れます。そして客席後方からゆうちゃん登場!まるでコンサート(笑)。

ラップ「コロッケさん」ではお馴染み顔芸を、ラップに乗って展開。そこからバーカウンターで、架空のマスターに相談やこれまでのエピソードを語りつつ、それにまつわる画像やコントを展開していきます。

小学4年生のクリスマスでは、欲しいものをサンタさんに願うゆうちゃんとお母さんの攻防戦。同じく4年生に書いた実際の作文を元に、シュールな内容に先生のコメントに笑いました。

コント「私の彼氏」は、ネタバトルでやったものを再演。ミュージシャンの彼氏スバル君の家を訪れたゆうちゃんだが、インターホンなどが音痴で音程がおかしいというモノ。陣内的なネタで良く出来てますよね。

絵本「うぇ~んぴつくん」では、4Bの鉛筆と消しゴムのファンタジーな世界を。コレ、ホントに絵本に出来そうなぐらい良く出来たお話しでした。

そしてバレエをやってた頃のエピソードや、主役で転倒した動画も流れて・・・(笑)。

新喜劇に入団してからは、「可愛いなんていややわ~」と鞄で彼氏を叩くレッスン。

コント「片付け」も、ネタバトルでやったもの。

ラストではお母さんに対するメッセージもあって、少ししんみりしたところへ、なんと酒井藍座長が登場してお芝居は終了。

そこからゆうちゃんとゲストの藍ちゃんのトークコーナーへ。

 

【雑感】

久馬氏の脚本だけに、なかなか挑戦的な内容ながらも、ゆうちゃんファンには満足なモノでした。今どきなイベントで、スマホを使いながら画像をホリゾントに映しながら進行していくのも面白かったですが、トラブルもあってここは改善の余地ありですね。そこを上手く喋りや一発芸で繋げたゆうちゃんは流石。

トークコーナーはゆうちゃんの進行でしたが、そこで天然が出てしまうのも面白かったですね。藍ちゃんが上手くフォローしてくれたのも良かったです。

初の単独公演だけに、気合の入ったもので、セカンドシアターらしい公演となったと思います。

ゆうちゃんも入団7年が過ぎ、これからますますの活躍を期待したいですね。