ヒロニーナの新喜劇漫才倶楽部 2023年7月8日 | 続アメマのおとしもの

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ネタバトルでハチャメチャ漫才で笑いを取っている吉田ヒロと新名徹郎の「ヒロニーナ」が、新喜劇の若手座員メンバーと漫才イベント。

 

セカンドシアター新喜劇を観劇後にこのイベントを観劇。

客の入りは5割程度でしたが、なんとなく客の質が悪いというか、行儀が良くない人が多かったのと、子どもが多いのが気になりました。やたらと開演前が騒がしいのも・・・。

子どもって途中で退屈しだすんでねぇ・・・。

 

吉本新喜劇セカンドシアター 7月8日19時開演、G列で観劇。

※辛口批評となりますので、ご了承下さい。

ますはヒロニーナが登場して、オープニングトーク。

各組5分のネタをやるとのこと。ネタバトルでは2分ですから、倍以上ですね。ヒロがなんばの地下街で、デブのババァがネイルしてることをボヤいてました。別にええがな(笑)

 

まずは前半4組。

●ココナッツくらっしゅ(大黒笑けいけい、けんたくん)

初っ端から嫌な予感・・・。二人ともプロレスラー的な格好(大黒はいつもですが)で登場し、特技を披露すると言い、大黒はギャグ、けんたくんはモノマネ。後半はお父さんと赤ちゃんのコント的なネタ。うーん、やっぱりね・・・という出来具合。

 

●タツキボタル(岩﨑タツキ、重谷ほたる)

ほたるちゃんがシンデレラをほぼ一人でやり、そこにタツキが入ろうとするが・・・。ネタの展開はいいと思うし、子どもも食いついていたけど、ほたるちゃんがモゴモゴしてたのが多かったかな。

 

●8年3組(森田展義、入澤弘喜)

またもや森田が忍者で、その悩みを入澤が聞くのですが、森田が河川敷で死体を見つけたというもの。私の個人的好みで申し訳ないんですが、この二人がちょっと苦手でね。森田の忍者も出オチで、ネタはほぼスベってました。

 

●メスシリンダー(松本慎一郎、辰己智之)

辰己が特技が歌で、井上陽水のモノマネをするのですが・・・。ボケもツッコミも弱すぎて、見ててしんどかった。

 

4組終了後に、吉田ヒロが「みんなよう耐えられたなー」というぐらい、スベッてました。しかも各組5分以上やって押し気味。私、ここまで一度も笑いませんでした。

 

では後半4組。

●玉置ひろゆき・谷川ゆり(玉置洋行、谷川友梨)

お馴染み浅草風男女漫才。出だしは良かったんですけど、後半やや失速。このパターンの漫才もちょっと変えないといけませんね。

 

●ツインビルダーズ(太田芳伸、生瀬行人)

筋肉漫才で、ここも出オチ。ネタに入ると酷い。

 

●なんでもいいよ!!(筒井亜由貴、小林ゆう)

前回のネタバトルで見た「森のくまさん」のボヤキの5分ver.。これは受けてましたね。ネタのテンポが凄く良くて、ダレるところがなかったです。

 

●人間ごっこ(佐藤太一郎、小西武蔵)

小西が先輩に借りた本にコーヒーをこぼしてしまったので、その謝罪文を考えて欲しいと佐藤に頼むというもの。なんとなくオチの予想は出来たので、そのプロセスが面白くて、この日の演者で一番ネタらしいものになっていたと思います。

 

後半4組中、あとの2組でなんとか盛り上げました。

さてトリです。

●ヒロニーナ(吉田ヒロ、新名徹郎)

ヒロがツッコミをやりたいと言い出すもボケ倒して、結局やらず。ネタらしいネタもせずに終了。はぁ!?主役の二人がコレってどうよ?  しかもイベントが1時間で終わるとは・・・。

ちょっとこれは酷いなぁ。これで前売2500円、当日3000円はないわ。

 

結局、ヒロニーナを除いて、ネタらしいネタをやったのはネタバトルでもやってるコンビだけ。それ以外は全然アカン。

ネタバトルの2分は行けても、5分となるとハードルも上がるし、客層も全然違いますしね。ちょっと期待ハズレなイベントでした。