セカンドシアター新喜劇 2022年5月27日 | 続アメマのおとしもの

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今回のセカンドシアター新喜劇は新名徹郎と住吉大和のリーダーで、住吉大和は最年少リーダーです。注目はしていて、見に行こうかどうか迷ったんです。元々夜のネタバトルには行く予定でしたが、夜勤明けということもあって、15時半の公演は微妙かなと。

ですが意外とスッと仕事から帰れて、2時間半ほど仮眠を取ったら行けそうな体力だったので、ネタバトルと二本立てです。まぁ新喜劇とネタバトルの間に眠気が来ましたけどね。

 

 

劇場前で呼び込みしてた前田まみちゃん。相変わらずの可愛さ満点です。コロナも5類になったので、マスクが取れて清々しいですね。

 

 

 

うーん、イマイチ客の入りが芳しくないですねぇ・・・。3割ぐらいでしょうかね。

吉本新喜劇セカンドシアター 5月27日15時30分公演、F列で観劇。

前説は大黒笑けいけいけんたくん

先に漫才で、もも、ヨネダ2000、ミサイルマンの3組。どれも眠かった・・・。ヨネダ2000のアヒルのネタなんて、何が面白いんだか。

この新喜劇のセットの前で漫才をやるのも、どうかなと思いますね。やはり幕が開いて、「今日はこの設定なんや」と楽しみにしてるのがなくなってしまいます。漫才は幕前でいいと思います。

 

 

●セカンドシアター新喜劇「腐っても結婚シタイ!?」 作・演出 西島こうすけ

【出演】

たこ焼屋の主人・・・新名徹郎、その弟(高校生)・・・住吉大和、徹郎の彼女・・・前田まみ、まみの両親・・・森田展義いがわゆり蚊、喫茶店のマスター・・・清水啓之、大和の同級生・・・タックルながい。入澤弘喜、警官・・・おやどまり、製薬会社の博士・・・もじゃ吉田、その助手・・・松元政唯、薬を盗んだ犯人・・・大黒笑けいけい・けんたくん

 

【舞台】

公園のたこ焼屋の屋台。上手に喫茶店。

 

【あらすじ】

公園でたこ焼屋を営む徹郎は、早くに両親を亡くして弟の大和と二人で頑張っているが、大和は最近学校でいじめを受けている。徹郎は彼女のまみと結婚したいが、まだまみの両親に許しを得ていない。

そんな時、近くの製薬会社でまだ開発中の新薬が盗まれる事件が起こり、犯人はその薬を屋台の裏に隠す。ジュースと間違えて、その薬を飲んでしまった大和はゾンビ化してしまい、同級生やまみの両親を噛んで、さらにゾンビを増やしてしまう。

製薬会社で血清が出来て、大和は元に戻ったが、まみの両親は大和がゾンビ化したことで、結婚を反対されるかもしれないので、血清を打つ前に喫茶店のマスターも協力して、ひと芝居打つ方法を考える。

その方法はゾンビから戻ると結婚を反対する両親の前で、まみが結婚を許さないとこの薬を飲んでゾンビになるという芝居。それを実行中に、薬を盗んだ犯人が来て、まみを人質に取る。まみを助けようと大和は再び薬を飲んでゾンビ化して、得意のヌンチャクで犯人と戦う。無事にまみを助け出し、結婚の許しを得るが、同級生はゾンビのままでした。

 

【雑感】

新喜劇お馴染みの結婚の承諾を得る作戦に、ゾンビ化という本公演では少し難しい要素を加えて、セカンドシアターらしい設定にしていました。

しかし初日二回目故の台詞の間違いや噛むなどが散見され、変な間やテンポの悪さも感じ、新名の鋭いツッコミがあるのに、それに対するボケが弱かったように思います。これは脚本や演出の問題で、まだネタが練れてない感じでした。なので爆発的な笑いがなく、客の少ないのもあって、イマイチ盛り上がりに欠けましたね。

住吉クンの頑張りもあったし、まみちゃんの毒舌、森田・いがわ夫妻のゾンビなど膨らませればいい感じになりそうだっただけにちょっと残念かな。

新名は細かい部分までボケを拾ってツッコんでましたが、これも今回は逆効果に感じました。ボケが連発すぎると、ツッコミも単調になってしまい、笑いが大きく弾けないんですよ。やっぱり細かいボケよりも、引っ張って引っ張って、ドカンとボケてツッコミが炸裂すると笑いが大きいと思います。これは今回のことだけでなく、普段の新喜劇でもそうですね。

 

 

 

エンディングでの集合写真。ゾンビの化粧がネタバレになるので、全公演終了に記事をUPしました。