昭和38年7月1日になんば花月がオープンし、初の8月中席お盆興行のチラシです。
表紙付きのプログラムで、チラシというにはちょっと豪華。
演芸は6組と少な目で、浅草四郎・岡八郎の漫才、ジョージ多田の奇術、守住田鶴子・浅田寿郎の漫才、音楽ショウのスプリングボーイズ、そして東京から漫談の内海突破、コミカルジャズのハーモニカダンデイズ。
歌とコントの吉本ボードビルは竹本浩三構成の「太陽に歌う!」。スリーファンキーズのメンバーだった高橋元太郎を始め、雪村いづみの妹の朝比奈愛子など、豪華メンバー。高橋元太郎は後に「水戸黄門」のうっかり八兵衛が有名になりましたね。吉本からは秋田Aスケ・Bスケ。
吉本コミカルス(吉本新喜劇)は「すまんだ人生」で、これも作・演出竹本浩三。
主演は東京のコメディアンの千葉信男と映画俳優の藤尾純という人。コレ、面白かったんですかね?既に座長だった白羽大介からすれば、いい気はしなかったかもしれません。専科で白木みのる、人見きよし。由利謙も古いなぁ。