吉本新喜劇「イマイチ人生」 | 続アメマのおとしもの

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なんば花月 昭和57年6月上席 吉本新喜劇「イマイチ人生」 作・演出 中村進

 

 

 

 

 

公園の屋台でタコ焼き屋を売る母親(桑原和男)の反対を押し切って、女(末成由美)と駆け落ちした息子(やなぎ浩二)夫婦が、孫の顔を見せたら二人の結婚を許してもらえるだろうと二年ぶりに赤ちゃんを抱いて帰ってくるが、けんもほろろに追い返される。

屋台の客の土木作業員(木村進)の熱心な説得や、孫を可愛がるよその若夫婦の姿に心うたれ、結局は息子夫婦の結婚を認めてメデタシメデタシ。

 

中村進十八番の赤ちゃんだらけのお芝居で、女房(竹田京子)に逃げられて捨て子志願の中山三吉の赤ちゃん、離婚寸前の若夫婦(高橋和子、大塚淑夫)の赤ちゃん、覚せい剤密売に手を出してヤクザ(佐藤武司、大橋一博)に追われる夫婦(森公平、花瀬智子)の赤ちゃんetc.。

 

上手下手と走り回り、ロープを飛んだりと中村進のすべらない新喜劇ですね。