なんばグランド花月 2022年2月9日 | 続アメマのおとしもの

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鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

コロナのオミクロン株が感染急拡大で、吉本の芸人の中でも蔓延し、漫才も代演・休演が続出。新喜劇も前回1月末に見に行ったあとに、座員から陽性者が出て休演。その間、NGKも祇園も新喜劇の枠を、漫才や落語で埋めてました。

ようやく2月8日から新喜劇が再開となったので、観劇であります。

 

 

 

やはり入りは悪くて、60人前後という感じ。んで、前回の祇園の時にもいた「過大な拍手と変な笑い声」の奴がまたいたので、テンションだだ下がりです。なんとかならんのですかねぇ、劇場側も注意しないのが不思議。芸人側は盛り上げてくれてると勘違いしてるし・・・。

 

 

2月9日11時開演、2階AA列で観劇。2階席は4人だけでした。

※新喜劇ネタバレ注意。

また、小枝にトミーズかぁ・・・(T_T)

前説はいつもたいしゃ

 

ロングコートダディからロバートまで、一切笑えませんでした。いやぁ酷いわ。

ゆりやんなんて芸やない、前説以下。COWCOWも軽く流したような漫才もなんだかねぇ・・・。小枝、トミーズは論外なので、私はトイレとロビーで休憩。ロバートもあんな下らんコントが、なんで受けるんですかね?

ていうか、今のNGKの客の笑いのレベルが低すぎです。

 

●西川のりお・上方よしお

まずのりおさんの「濃厚接触者です」で大笑い。あとはいつも通りでしたが、ここまでで10分押してたので、結構短めの漫才でした。

 

●桂文珍

「時うどん」の英語落語。やはり、トリを取れる噺家は文珍さんだけだと思いますね。3分押しで終了。

 

 

◆吉本新喜劇「しみけんの高架下ストーリー」 作・演出 村上太

【出演】

NGKテレビのディレクター・・・清水けんじ、同カメラマン・・・今別府直之、同スタッフ・・・島田珠代、同プロデューサー・・・大島和久、男子高校生・・・清水啓之・伊丹祐貴、女子高校生・・・小林ゆう・咲方響、ホームレス(実は岡田一家の大親分)・・・Mr.オクレ、その組員・・・多和田上人、キャバレーの従業員・・・松浦真也・松元政唯、ホステス・・・鮫島幸恵・湯澤花梨、花月組組長・・・烏川耕一、その組員・・・アキ、刑事・・・千葉公平、警官・・・もりすけ、子供・・・川筋ライラ、夜回り教師の茂造・・・辻本茂雄

※佐藤太一郎休演→大島和久代役、小寺真理休演。

【あらすじ】

夜の繁華街にホームレスのドキュメンタリー番組のロケに来たNGKテレビの清水けんじだが、この街では花月組が幅を効かせて、高校生に詐欺の受け子をさせたり、ホステスや従業員たちに高い利息で金を貸してたりしていた。そこで清水は10年前に別れた恋人の幸恵と再会する。

幸恵はテレビ局を辞め、今ではキャバレーで働いて、子供もいる様子。その幸恵も花月組から借金をしていて、それが払えないなら、組長の女になれと脅されていた。

それを知った清水は力になろうとするが、かつてはドキュメンタリー番組で真実を暴くことに力を注いでいたが、番組に対しての誹謗中傷で意欲が失せ、今ではやらせ番組をしてると知った幸恵は、清水の協力を拒む。ますます花月組のやり方がエスカレートしたのを見かねて、清水は花月組を潰そうと決意し、悪事を録画することに成功。しかし番組のプロデューサーの大島が花月組とグルになっていたので失敗。

しかしやらせ番組のホームレスをしていた岡田(Mr.オクレ)が、実は岡田組の大親分で、傘下の花月組の悪事を知り、花月組は逮捕される。

そして幸恵に子供がいることを知った清水は、ライラが自分の子供だと思って、幸恵に結婚を申し込むが、ライラは幸恵の姉の子で、幸恵は茂造と付き合っていたのでした。

 

【雑感】

やはり祇園と違って、役者の人数の多さや装置の違いで、新喜劇を見てるなと感じます。それに今回は物語もしっかりしてました。それ故に、珠代のパンティテックスやしみひろの「イターイ」の繰り返しなど、下らんネタは排除してほしかったですね。今別府ですら、ネタはせずでしたのに。

やはりしみけんは茂造末期に良く出ていたので、辻本の扱いが上手いですし、辻本も出しゃばり過ぎず、しかし存在感は示してました。最後に鮫ちゃんが茂造を好きになってのオチは、良くありましたね。

久々に松元も出てて、新喜劇前の前説もでしたが、意外にしっかり台詞も言えてました。大島も久々でしたが、余計なスベリネタをせずに芝居に忠実なとことも良かったです。

響ちゃんの不良学生もなんだか背伸び感が可愛かったです。ゆうちゃんは数秒の出番で残念。

小寺真理のところを湯澤花梨がカバー。千葉のラストだけの出番は勿体無い!

 

良い芝居だっただけに、個人ネタが邪魔に感じましたね。

それと例の変な客がウザく、私は興ざめでした。