祇園花月 2019年10月29日 | 続アメマのおとしもの

続アメマのおとしもの

鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

先週NGKに行ったばかりですが、また職場の後輩と祇園花月へ行きました。

 

10月29日 12時30分開演 下手側桟敷B席で観劇。

前半分がだいたい埋まるぐらいの入りで、団体の年配層が結構多かったですね。時期的に修学旅行生とかいるかなと思ったんですがね。なのでなんとなく平日の花月って感じがします。

 

 

前説はコンビ結成6年目の、ちからこぶ。まぁ超若手でもないので、ゆるーい前説でした。

 

●ラニーノーズ

トップのこのコンビを見るのは初めて。若い男二人ともギターを持って音曲漫才というのも珍しいですね。しかし昔のようにネタとネタの間に、歌謡曲や演歌を歌うのではなく、歌ネタってところが今風。テンポも良くて、結構面白かったですね。

 

●アキナ

客席のおばちゃん連中は「あー見たことある」っていう反応。ネタは雑学の知ったかぶりからで、あとはなんやったかいな?ラニーノーズのインパクトが強すぎて、忘れてしまいましたわ(笑)

 

●チャンバラチャンネル

漫才ばかりの中でのコントは、無名な人たちばかりでも受けますね。ネタは何度も見てますが。

 

●矢野・兵動

モタレは最早ベテランのコンビ。兵動の日常の細かな表現が爆笑を生みます。

 

●ザ・ぼんち

やはりこの日の客は、大ベテランに大喜びって感じ。もうおさむちゃんの暴走に大爆笑で、うちの後輩も大受けでした。60過ぎて、このコンビのパワフルさはスゴイです。

 

 

◆祇園吉本新喜劇「この兄弟、芝居たろか!?」 作・演出 稲見周平

【出演】

旅館の番頭・・・川畑泰史、旅館の女将・・・若井みどり、その息子(兄)・・・西川忠志、同(弟)・・・新名徹郎、旅館の従業員・・・島田珠代、みどりの知り合いの娘・・・湯澤花梨、警官・・・チャーリー浜松浦真也、医者・・・今別府直之、旅館の客・・・清水啓之・野下敏規・伊丹祐貴佐藤美優、銀行強盗・・・多和田上人

【あらすじ】

旅館の女将(若井みどり)は、二人の息子(西川忠志・新名徹郎)のどちらかに旅館を継がせて、知り合いの娘(湯澤花梨)と結婚させようと思っているが、兄弟は喧嘩ばかりして仲が悪くて決められない。しかもみどりは医者(今別府直之)から、余命を宣告されてしまう。そこで番頭(川畑泰史)や従業員(島田珠代)に相談。そこで旅館のクレーマー(野下敏規)、酔っぱらい(清水啓之)、銀行強盗(多和田上人)の芝居を打って、忠志と徹郎の対応を見ることに。どれも上手く行かなかったが、兄弟は女将の余命を知って、仲直りをして旅館を二人で守ることを決意する。しかし実は医者のカルテの見間違いで、余命僅かなのは川畑の方でした。

 

【雑感】

メンバー的にかなり弱いですが、西川忠志と新名徹郎が健闘。川畑座長は出ずっぱりで、全てを回していました。それにボケが多いし、初舞台の二人(佐藤美優・多和田上人)もいたので、川畑座長の負担はかなり大きかったと思います。マドンナの湯澤花梨も見もので、なかなか良かったですが、もう少し柔らかさが欲しいところ。チャーリー浜は・・・相変らずです(笑)

お芝居自体は新鮮味はなかったものの、川畑座長らしい親子愛の物語でした。ただ二景もので、二景がかなり長く、クレーマー・酔っぱらい・銀行強盗と同じパターンが三回くるのが、ちょっと中だるみでした。

 

 

久々の出待ちは誰もいなく、後輩は川畑座長と清水啓之、それに新名徹郎と写真を撮ってもらいました。